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子育て

【生後5か月】気になる睡眠や授乳・遊びやおもちゃ・離乳食の準備目安と我が家の場合

投稿日:2018年3月15日 更新日:

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5か月に入りますと様々なことに興味を持ち始め、寝返りなどの運動機能の発達が少しずつ感じられるようになります。また、6か月頃からの離乳食開始に向けての準備もそろそろ始めたいところですね。早い・遅いは個人差があるというもののやはり気になるところだと思いますので、赤ちゃんの成長の目安のほか、我が家の双子と息子の成長記録も併せてご覧ください。

5カ月の赤ちゃん

生後5か月の赤ちゃんの様子

これまで発達が著しかった体重・身長ともに落ち着き、ゆるやかに成長します。

・近くのものに手を伸ばす。
・首がすわり、背中から横に転がるような素振りや寝返りをするようになる。
・声の方に振り向いたり、人に向かって声を出す、笑いかける。
・人見知りをするようになる。
・夜泣きや後追い、ぐずり泣きがみられる子もいる。

我が家の場合
息子 夕方や夜泣きはあまりしませんでした。おもちゃは布玩具に興味を示さず、オーボルや枕の角、抱っこひもを噛むのがお気に入りです。

寝返りは、枕元に置いてあったお手入れセットに興味を示した数日後に1度しましたが、次回は生後6か月になってからでした。首すわりはうつ伏せでの様子をみましたがまだ時間がかかりそうです。

双子 寝返りでできるようになるまで、双子間で1か月ほどの差がありました。ほか、一卵性は同じように育つのかと尋ねられることがありますが、個性や個人差があったうえで、互いの様子から学習?真似て最終的に同じことをするようになるといった面が多く見受けられました。

例えば、ママがいない、抱っこしてくれないと不機嫌になったり夕方や夜泣きをする子と親の様子をみて数日後に真似る。一方、唾を飛ばしたり威嚇するような声で授乳を催促するのをみてもう一人も真似をするといった具合です。人見知りも始まりました。

ぐずりや後追いが酷くて大変です

眠い時に多くみられるぐずりやお母さんの後追いは、記憶・認知力が育つ過程で一時的にみられます。抱っこしたり声をかけることで安心して落ち着くこともありますが、その都度対応するため辛くなることもありますよね。

つらいと感じたら…
・家事などのやらなきゃいけないを諦める
・家族に協力してもらい、ひとりでいられる時間を確保する

赤ちゃんのお世話をしながらの家事は負担が重いものの、頑張っている方も多いと思います。

時にはデリバリや冷凍食品にしてみたり、洗濯ものはハンガーにかけて乾いたらそのまま収納するといった工夫もいいですよね。

赤ちゃんのお世話もたまには旦那さんや家族にお任せしてみましょう。

我が家の場合ですが、赤ちゃんの昼寝時を見計らって買い物に出かけ、旦那に対応してもらっていました。泣き声に後ろ髪を引かれる思いがあるので結局急いで買い物してくるんですけれど、双子にしても息子の時にしても、親子で寝てることが多かったです。赤ちゃんの個性にもよりますが、よかったらお試しください。

体重

男の子 約6.1~9.2kg

女の子 約5.7~8.7kg

これまでの記録を通して、乳児身体発育曲線におおよそ沿った増加がみられれば問題ないといわれています。体重減少がみられた場合には、かかりつけの小児科で診察を受けましょう。

発育・発達が遅いと感じたら

これまでの健診や診察の際に指摘されなければ個人差によるものと受け取れますよね。それ以外の不安や違和感がある時には診察時に相談してみたり、いつでも相談できる各自治体の子育てに関する窓口を利用してみましょう。

また、母子手帳の確認項目は月齢を超えてしまってもできるようになった日を記入しておきますと、将来、相談する際に大変役立ちます。余白には緩やかな成長を感じられた時にメモしておくとよいでしょう。

低出生体重のお子さんの場合
2500g未満で生まれたお子さんを低出生体重児といいますが、身長や体重をはじめ発育・発達について緩やかな成長となることが多い為、母子手帳の目安とのズレがあり、不安に感じることもあるかと思います。

自治体によって母子手帳とともに低出生体重児向けのリトルベビーハンドブックを配布しているようですので、問い合わせてみましょう。

リトルベビーハンドブックとは
2018年静岡県より初めて発行されました。母子手帳では成長発達を確認する項目ができる(はい)/できない(いいえ)の回答方式となっていますが、リトルベビーハンドブックではより具体的な項目を設け、個々の成長を記録していく内容となっています。

対象児:1500g未満で生まれたお子さんや低出生体重児で支援が必要なお子さん

授乳(間隔・回数)

個人差も大きく、母乳の場合は消化も早いので目安以上の回数になることもありますし、母乳ミルクともに授乳回数が減っても体重に影響がなければ問題ないといわれています。

授乳の目安
・母乳による授乳間隔 4~5時間
・母乳の回数 1日4~5回 
・ミルク量 トータルで1000ml
・ミルク回数 例)1回200ml×1日5回

※ミルク量は遊び飲み、満腹加減、離乳食の開始などにより飲みむらがあったり、トータル量に及ばないこともあります。

我が家の場合
息子 母乳ですが授乳時もおしゃべりによる遊び飲みが続いています。

双子 混合で授乳回数は7~10回。母乳の後に足すミルクは助産師さんと相談の上、30~多い時で100ml。夜の授乳間隔は3~4時間でした。遊びのみが激しくなり、外出先の授乳室では他の赤ちゃんの様子が気になるようで授乳できないほどでした。

睡眠

睡眠時間の目安
1日12~15時間
お昼寝1~2回 3時間程度

赤ちゃんによってはたっぷり睡眠をとりたい、昼間はあまり寝なくても平気など個性差があります。

夜泣きや寝つきの悪さには、運動不足や日中の刺激、睡眠環境の影響など考えられますが、合わせて生活リズムも見直しましょう。

理想的な生活リズム
朝6~7時に起きる
午前中に昼寝を1回、午後早めの時間帯に2回目の昼寝
20時ごろに寝る

我が家の場合
何も予定がない日のおおよそのスケジュールです。

6~7時に起きる
10時から2~3時間ほど昼寝
15~16時位にお散歩・買い物
17時位から30分~1時間ほど昼寝
19時頃お風呂
21~22時就寝

当初は理想に沿った生活リズムをつけようとしていましたが、赤ちゃんが寝る頃に旦那が帰宅していたため興奮してしまい、寝るのが遅くなってしまいました。睡眠に対するトラブルで寝つきの悪さには添い寝、夜泣きの際には旦那が30分ほど対応し、それでも止まない時にはおっぱいをもぐもぐさせると落ち着いて寝てくれました。

遊びとおもちゃ

お母さんとのコミュニケーションやこれまでの遊びにひと工夫をすることで運動面をはじめとする発達への刺激にもなります。一緒に楽しみながら遊びましょう。

遊び

いないいないばあ
手のひらで顔を隠して行うのもよいですし、赤ちゃん自身が動くように促したいのであればカーテンに隠れてしてみるのもよいですね。

ものの引っ張り合い
お気に入りのハンカチやおもちゃを引っ張ろうとすると、赤ちゃんも抵抗するようになるので、機嫌を損ねない程度に力加減を調整して引っ張り合いをしてみましょう。

太ももに座らせて、絵本読みや乗り物ごっこ
お母さんなどが座席替わりになって赤ちゃんを太ももに乗せてあげます。首すわりがしっかりしていない時は背中の角度を下げて、寝返りが出来る赤ちゃんの場合には上体を起こしてあげます。

それぞれの姿勢で絵本の読み聞かせ(読み語り)をしてみたり、バスや電車のように緩やかに左右や上下に揺れてみる乗り物ごっこをしてみましょう。お母さんのお腹に赤ちゃんをうつぶせ寝させて飛行機ごっこをしてみても喜びます。

※注意
乗り物ごっこなどで赤ちゃんを激しく揺らすと脳損傷を受ける揺さぶられ症候群を起こす恐れがあります。後遺症や死に至る場合もありますので、赤ちゃんが喜ぶからといって激しくならないように気をつけましょう。

また、赤ちゃんのたかいたかいは首がしっかりとすわってからにしましょう。大人よりも高く掲げたり、高くすると同時に手放して降りてきた時に掴む行為も危険です。

おもちゃ

オーボール
掴んで握ることもでき、軽いので投げる、転がす、それをみて動こうとすることも期待できます。引っ張り合いをして楽しむこともできます。

音の鳴るおもちゃや楽器
タンバリンやカスタネット、振るだけで音が鳴るラトルなどです。赤ちゃんは口の中に入れたりもするので、安全安心の素材のものを選びましょう。

パペット(手にはめて指で動かすぬいぐるみ)
いないいないばあのバリエーションとしてパペットを使ってみました。リサとガスパールなど、色味のはっきりとしたキャラクターで使っているうちに馴染んでいくので、外出時のお供、泣き止まない時、嫌がる歯ブラシ磨きなど、しばらくの間活躍できますのでお試しください。

絵本

擬声語や擬態語といったオノマトペを含む絵本は赤ちゃんも喜び、脳を活性化させるともいわれています。種類も豊富なのでおすすめです。

例えば
わんわん、ニャーといった動物の鳴き声
ゴーン、ブーンなどの乗り物の音
ざあざあ、トントン、わくわく、そよそよ、きらきら、ふわふわ、にこにこ など。

その他
・色や形のはっきりとしたイラストの絵本
・めくると変化があったり、音が鳴る仕掛け絵本
・いないいないばあのように絵本を利用しながら身振り手振りのできるもの

絵本は読み聞かせ、声色などアレンジをした読み語りだけでなく、手振りや表情などを使いながら一緒に楽しめる遊びのアイテムとしても取り入れたいですね。

関連記事:0歳からの絵本

離乳食の準備

5か月ですと離乳食を始める前の準備期間にあたります。自分たちが食事をしているところを見せて興味を持ってもらいましょう。

連日興味を示しているようなら、スプーン使いや感触に慣れてもらうために母乳(ミルク)や湯冷ましをのせて与えてみます。

※スプーンはステンレス製ですと口当たりの冷たさや硬さに刺激を感じて嫌がりやすいので、シリコンや木製などの素材を使うとスムーズです。

離乳食開始のタイミング
・首がすわり、支えれば座ることができる。
・食べ物を目で追ったり、普段以上によだれを流す。
・スプーンの感触を嫌がらない。

離乳食を開始する頃、歯も生え始めるので歯磨きの準備もそろそろ始めましょう。

歯磨きの準備
湿らせたガーゼを人差し指にくるんで、赤ちゃんの口内をぬぐいます。
目的:歯や口内に触れられることに慣れてもらうため

歯の生え始めは生後6か月からといわれていますが、口を開けた時、下中央に白いものが見えたら歯の生え始めなのでガーゼ拭きも丁寧にしてあげましょう。

我が家の場合(双子)
食事の際にそばに寝かせてみるとよだれを出したり、口をもぐもぐさせて興味あるようだったのでスプーン慣れを始めたところ、意欲的な姉はスムーズでしたが、妹の方は慣れるまで少し時間がかかりました。

ただ、姉の方は食べたかったようで、食事の時間になると口をとがらせたり鳴らしたり、お腹をせり出しすなど不機嫌になってしまったので、双子だから同時進行というのではなく個別対応でもよかったのかなと感じました。

注意したいこと

うつ伏せ(窒息・乳幼児突然死症候群)

1歳未満の赤ちゃんは何の前触れもなく亡くなってしまう乳幼児突然死症候群になりやすいといわれています。

医師からの指示がある場合を除き、寝姿に注視してあげなければなりません。寝返りをし始めた赤ちゃんはすることはできても体勢を戻すことが出来ないので、うつ伏せのまま疲れて寝てしまうこともあります。また、近くにあるの物を取って口元に運び、確かめるような遊びも始めますのでそのまま口鼻を防がないよう注意してあげましょう。

揺さぶり(乳幼児揺さぶられ症候群)

夜泣きなどが見られ始め、なかなか泣き止まないこともあってつい揺さぶりを激しくしてしまう方もいらっしゃるようです。

赤ちゃんは首の筋肉が未発達なので脳への衝撃を受けやすく、障害や死を招く恐れもありますので、小刻みな揺さぶりや頭が不安定な状態で揺さぶることのないよう気をつけましょう。

なかなか泣き止まない時

・おむつ・授乳・衣類の中に髪の毛や長い繊維が入っていないか確認をする

・外出して気分転換を図る

・赤ちゃんの身体が多く接するような抱っこをしながら優しく声をかける、または、子守唄を歌いながら赤ちゃんの身体に手でゆったりと拍をとる。時には赤ちゃんが泣き止むミュージックを試してみる。

このほか、歯が生えてくる不快感から前触れとして夜泣きする場合もあるようなので、噛んでもよいおもちゃを与えてみるのもよいでしょう。

蕁麻疹

どうしてこんなところに、蚊に刺されたような腫れがあるのだろう。

最初は1つくらいでも日に日に増えたり、顔や手足の柔らかいところに沢山または大きく赤みを帯びた腫れができて驚くこともあるかと思います。

蕁麻疹は原因不明であることが多いようですが、念のためかかりつけ医に診てもらいましょう。

また、離乳食後に現れた蕁麻疹や湿疹症状はアレルギー反応の可能性もある為、必ず診てもらいましょう。

診察時に役立つメモ
・スマホで患部の写真を撮影しておく。
(蕁麻疹は30分~2時間ぐらいで消えてしまうので、診察時に症状がなくても画像が参考になります。)

・いつ、または何をして(離乳食後)どのくらいの時間で蕁麻疹が現れたのか。

・どのような食材の離乳食をあげたのか。

振り返っておくと原因特定しやすくなりますので、普段もどんな時に蕁麻疹が出るのかをメモっておくとよいでしょう。

包茎のお手入れ

「痛みを感じにくい時期だから。」「早くにお手入れしておいた方がいい。」「入浴時に少しずつ行うと良い。」人づてに~しておいた方がいいらしいということで、お手入れされているのを耳にします。

・分かりやすい反応がなかったとしても、実は、赤ちゃんは痛い。

・お手入れによってトラブルが起きてしまうケースもある。

お手入れの必要なお子さんとそうではないお子さんといますので、ご自身で判断する前にまずはかかりつけ医に相談してみましょう。

この時期にしておきたい予防接種

BCG

結核を予防する生ワクチンで腕に接種痕が残ることでご存じの方も多いと思います。

結核
結核菌という細菌が体内に入って1,2年後に発症する方が約1割、他の人も抵抗力が落ちてきた時に発病し、咳・痰・発熱・呼吸困難などの風邪に似た症状や髄膜炎やリンパ・骨・腎臓などの全身に及ぶこともあり、特に小児では重篤になりやすいことから定期接種とされています。

予防確率
幼児期に予防接種することで、発症予防は約5~7割、髄膜炎や全身性の結核は6~約8割程度の予防ができるといわれています。また、1度の接種で10~15年くらい、予防効果が継続すると考えられています。

副作用
リンパ節の腫れや接種して2週間後くらいから針痕が赤くなる・化膿・かさぶたになることが多く、特に5~6週頃に強く現れやすいといわれていますが問題ないようです。ただし、数カ月以上ジクジクしているまたは大きな潰瘍になってしまった場合には診察してもらいましょう。

このほか、アナフィラキシーや全身性の感染、大腿・上腕に骨炎を起こすことが稀にありますが、ご心配な点は医療機関にご相談されるとよいでしょう。

接種期間について
標準とされる接種期間は生後5~8カ月です。
ただし、地域の発生実情に合わせて早めに設けている自治体もあるようですので、推奨時期はお住いの案内などで確認しておきましょう。

外部リンク:厚生労働省 新型ウィルス対策が気になる保護者様へ 遅らせないで子どもの予防接種と乳幼児健診

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