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子育て

【基本とポイント】赤ちゃんのおむつ替え・沐浴/入浴

投稿日:2018年2月18日 更新日:

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退院後の赤ちゃんが生活環境に慣れ、免疫や体力のつく頃までは病院にかかることが多いので、健康管理という意味でもポイントをおさえてお世話していきましょう。特に、乳児の排泄や授乳回数および時間などを記録しておきますと、生活リズムや変調を把握しやすく診察・相談の際に大変役立ちますので育児日記を活用するとよいでしょう。このほか、双子を1人で入浴させるには(我が家の場合)についても取り上げます。

おむつ替え

男の子と女の子ではお手入れのしやすさも違ってきますが、おむつ替えのタイミングでおしっこをされることがあり、あたふたしますよね(笑)
なので、交換する際には 替えのオムツ・おしりふき・汚物入れのビニール袋・タオルを用意します。

おむつ替えをする際には次の事を確認しましょう。
・おしっこの回数
・うんちの色や形状
・おしりのかぶれ

おしっこの回数

母乳による授乳の場合、しっかり母乳を飲んでいるか否かを判断するために健診などで確認されますので回数をメモっておくとよいでしょう。

うんちの色や形状

生まれて数日は黒っぽい胎便がでますが、その後は母乳またはミルクによっても変わってきます。

1か月~離乳食が始まるまで
回数 生後1か月ですと5~7回位※1
色 母乳:黄~緑色 ミルク:黄緑色※2
におい 母乳:酸っぱい ミルク:母乳と比べて少ない
形状 母乳:ゆるゆる水っぽいうんち ミルク:粘りのあるうんち※3

※1 母乳は消化が良いので回数が多く、ミルクの場合には母乳に比べて回数が少ないです。また、成長に伴って回数は減っていきますが個人差がみられます。
※2 腸の機能発達に伴って次第に茶色になってきます。
※3 うんちに白い粒々が混じることもありますが、消化しきれなかった母乳やミルクに含まれる脂肪などの成分といわれています。

乳食初期以降~

食べたものによってうんちの色も左右されます。
たとえば、ニンジンやトマトを使った離乳食ですと赤っぽい色に、ほうれん草ペーストを食べますと緑色っぽくなりますので、あわてずに判断ください。また、形状やにおいも大人のようなものになり、回数は1~3回位になります。

注意すべきうんち
赤色・黒色・白っぽい色の場合は病気の可能性がありますので、写真を撮って、診てもらいましょう。
便秘かもという時は 綿棒に馬油やオリーブオイルを含ませて、綿棒の軸のところまで肛門へ入れて、数回出し入れします。授乳の後ですとより効果的ですが、それでも便秘が続くようでしたら、3日目あたりに小児科で診てもらいましょう。

参考までに~
我が家は混合による授乳の時期もあり2~5回、多い時で9回(生後1か月の時)。酸っぱいにおいと粘りのある黄緑色したうんちでした。便秘がみられた時には独自に運動をしてみました。適当に歌いながら、リズムに合わせてへそまわりをマッサージしたり、寝ている赤ちゃんの両足を持って、膝を立てたまま左右にゆっくり倒す・大きくゆっくりと回す・足を延ばす→へそまで縮める運動です。

おしりのかぶれ
オムツが触る部分、お腹や太ももの付け根、背中なども含めて皮膚の状態を確認しましょう。赤くなっていたり、湿疹がみられたら炎症を起こしており、悪化すると痛がったりかゆがる子もいます。

また、おしりが赤くなっている時におしりふきを使われると患部を擦ることになりますから、赤みがひけるまでオムツ交換の度にシャワーで洗い流すのが理想ですが、化粧水用アトマイザーに水を入れて洗い流すこともできます。その後は、乾燥させてからオムツを穿かせるとよいでしょう。それでも治まらない時(我が家の目安は3日以降)や湿疹ができている場合には診てもらいましょう。

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沐浴・入浴

夏場の湯舟は38度位、冬の湯舟は40度位で、湯船につかるのは2分程度にします。
温度設定でお風呂を沸かされている方が多いと思いますが、よくかき混ぜてから自分の手でも確認しましょう。少しぬるめに感じる位が赤ちゃんにとっては丁度良いです。

次に、湿疹・発疹、乾燥してカサカサしていないか皮膚の状態を確認します。特に、沐浴/入浴中に確認しておきたいのは首回りです。顎下のしわに汗をためこみやすく汚れもつきやすいです。そのほか、お顔や関節部分もしっかりと泡立てた石鹸で洗ってあげましょう。※皮膚の弱い赤ちゃんやこすりすぎは皮膚を痛めてしまいますのでご注意ください。

男の子のお手入れ
包茎
赤ちゃんのうちからお手入れした方がいいのかどうか迷われると思います。
赤ちゃんのうちは包茎が正常であり、思春期頃にはむけるようになるといわれております。また、包皮と亀頭が密着していることが正常であるのに対し、包茎や恥垢に対するお手入れをすることでむけた状態が戻らなかったり、傷や炎症を起こす可能性があります。実は、赤ちゃんだって痛いそうです。我が家は、かかりつけ医と相談のうえ行っておりません。ただし、包皮炎などを心配される方は医師に相談してみましょう。

陰嚢
6か月位になりましたら、陰嚢内に降りてきているはずの精巣を確認してみましょう。通常、左右1個ずつ確認できますが、分かりにくい時にはパパに確認してもらうとよいです。確認できなかった場合、停留精巣などの治療を要することもありますので小児科で診てもらいましょう。

へその緒のお手入れ
沐浴後に行います。綿棒でへその緒の根元をなぞるようにして水分や汚れ、分泌液を取り除き、消毒をつけて乾燥させます。自然にとれるまで1~3週間と個人差があり、とれた後も分泌液が落ち着くまで毎日続け清潔にしましょう。

普段の注意点
お手入れの際には、へその緒の付け根を確認しましょう。
・赤くなっている
・化膿している
・出血が続く
・異臭がする
このような場合には感染しているかもしれませんので診てもらいましょう。
へその緒は無理にとろうとせずに、自然にとれるまで待ちましょう。
へその緒がついている時のおむつは、へその緒に触れないようにおむつを外側に折り返して穿かせます。

耳・鼻のお掃除
外耳の溝や汚れの溜まりやすい耳の裏側は沐浴・入浴中にガーゼで優しく拭いてあげましょう。
耳垢は、とろうとして綿棒を入れすぎることによるトラブルがあるため、最近はおすすめされていません。例えば、出血や傷をつくったり、益々耳垢が奥に入り込んで栓をしてしまうことがあります。様子をみて、溜まっているようでしたら耳鼻科で取り除いてもらいましょう。

お鼻は、入浴後が一番取り除きやすいので綿棒でお手入れしましょう。鼻水が見られる場合にも、鼻吸い器で吸ってあげると沢山とれます。ただ、強く吸い込まないように注意してくださいね。

爪切り
赤ちゃんの爪は薄いので専用はさみを使い、3日に1度の割合で切ってあげましょう。
入浴後ですと爪がやわらかいのでカットしやすいのですが、意外と深爪しやすいので白い部分を少し残して切りましょう。また、手の動きが出始めますとじっとしてられないので、眠っている時にお手入れしてあげると安全です。

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双子を1人で沐浴/入浴させる場合(我が家の場合)

赤ちゃんのお手入れセット(替えのおむつ・おしりふき・綿棒・爪切り・保湿剤など)をプラスチックのバスケットなどに入れておくと便利です。
沐浴準備:
上記一式と着替えを用意し、沐浴用バスを準備します。
我が家ではビニール製で膨らませるタイプのバスをキッチンシンクにはめ込み、1人ずつ沐浴させていました。その都度シンクまわりの物をよけるのは手間ではありますが、自分は着衣のままで行えるのでその後のお世話もスムーズでした。

入浴準備:
・脱衣室にオムツ、赤ちゃんの衣類と肌着を重ねて2人分広げておきます。
・自分用にバスローブを用意すると時短でき、冬は湯冷めしにくいです。
・音のなる布玩具を用意し、待機中の赤ちゃんに持たせます。

赤ちゃんが手を動かす程度でしたら、おむつだけにしてブランケットやバスタオルをかけておき、移動できるスウィングに乗せます。1人はベルトを装着して脱衣室へ移動しそのまま待機させます。または、床にブランケットとバスタオルを重ねて寝かせておきます。寝返りのそぶりが出始めたら、赤ちゃんはじっとして待つことができないので床に寝かせてました。

入浴は、浴室の扉を全開にして待機中の赤ちゃんの様子をみながら手早く入れます。
お風呂からあがり、赤ちゃんの着替えを終えたら同様に2人目を入れ、着替えさせます。
最後に、空調の整った別室にて2人のお手入れをします。
自分の入浴は旦那の帰宅後に、授乳のお手入れを兼ねて入り直しました。

赤ちゃんの腰が据わりましたら、みな同時に入るようにしました。お湯は赤ちゃんが座って臍位にして、2人身体を洗い終わってから湯船に入れます。自分はシャワーで済ませますが、湯船を張っている以上は溺れる可能性もありますので、目を離さずにいました。ゆっくりした入浴はできませんでしたが、この頃になると1度に済ませることが出来るのでだいぶ楽になります。

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