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【メスティン】2合炊きサイズが調理しやすい カインズと100円ショップでギア調達

投稿日:2021年6月18日 更新日:

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ホームセンターや100円ショップでもキャンプギアを取り扱うようになり、様々なものがお手軽に試せるようになりました。そんな中、お手頃価格で調理もしやすいメスティン2合サイズをカインズホームで発見。100円ショップではメスティンに収まる調理ギアを調達し、自宅でメスティン料理をしてみました。

カインズホーム「メスティン」

価格 980円
2合炊き(満水容量750ml)
目盛り なし

アルマイト加工がされているのでそのまま使用しても焦げ付きにくいのですが、使用前の準備としてシーズニング表記があるので行った方が無難です。

2合サイズは調理がしやすく、炊飯なら親と子で食べるにはちょうど良いサイズ。

ダイソーメスティンは、15×8×5㎝(500ml)で炊飯1人分にはよいのですが、具沢山のパスタやうどんが食べたい時には小さく感じます。

一方、トランギアは17×9.5×6.2㎝(750ml)で1.8合となっており、それに近いサイズのカインズホームは先方製品より780円安く買えてしまうので、お得感ありますよね。

感想 
トランギアよりサイズがやや小さめではあるものの2合表記となっていますが、実際に炊飯してみたところ問題なく美味しく炊けました。

具体的には、
具沢山の炊き込みご飯なら、親子2人で食べるにはちょうどよい量です。

パスタですと1人分80~100g使いますがこぼれにくく、調理しやすかったです。

インスタントラーメンですと半分に割って入れれば1袋分ぴったり。

うどんも1人前がしっかりと作れます。

蒸し料理なら、シュウマイと野菜が同時に入れることができるので栄養バランスもよく摂取できますね。

ちょっと残念なのは…
目盛りや目安となるものがないところ。

米1合に対し基本は水1.2倍で216mlなので、シェラカップやスノーピークマグ(220mlで1杯)など目安となるものがあれば難しくはないと思います。

焦げ付きは?
シーズニング済みメスティンと固形燃料で炊き込みご飯を作ってみましたが、洗って落とせるくらいの軽い焦げつきで済みました。

一方、パスタ料理のボロネーゼではパスタが引っ付いてしまったものの、お湯をはっておけば難なく落とすことができましたので、トータル的に問題なしです。

そして、
収納ケースとしての役割もばっちり。

↑この主食(メスティン)と焼き物(鉄板)が作れちゃう調理ギアが全部入ってしまいます↓

蓋の浮き加減も、取っ手を畳んだ時のすき間内に収まり、このまま別途用意した収納袋に入れれば中身が飛び出すこともありません。

メスティンとミニ鉄板にサラダやデザートをつければ親子2人でもお腹いっぱいになるので、調理ギアとしてだいぶコンパクト。

カインズホーム「ポケットストーブ」

価格 489円
感想
開閉する際に硬いので素手では怪我しそうです。使い込むうちに楽にできるようになることを期待します。

購入時はメスティンとセットで1180円とお得だったので即買いしましたが、キャンドゥやダイソーでは別メーカーのポケットストーブが330円でサイズや重さもほぼ同じサイズで販売されていますので入手しやすい方で調達したいですね。

ポケットストーブ自体の残念なところではありますが、風の影響を受けやすいのでウィンドスクリーンなどを別途用意すると安心です。

ダイソー「固形燃料」と「丸ミニパック」

固形燃料は25gで燃焼時間が20~23分。3個入り。
保存容器は同じくダイゾーの「丸ミニパック70ml 4p」がぴったりでした。

感想
燃焼時間は表記通りでした。
固形燃料は気化しやすいので保存ケースが必要となりますが、セットにしても当メスティンに2個入り、残りは予備として使っているので個人的にはベストな個数かつお買い得でした。

さて、初めて揃える方にとって調理にどれくらいの固形燃料が必要なのか分かりにくいかと思いますので、我が家での必要数をのせてみました。ご参考にどうぞ。

固形燃料の目安
水につけておいたパスタ料理2人分=固形燃料1個

うどん1人前=固形燃料1個

2合炊込みご飯+鉄板(さつま揚げ)=固形燃料2個

2合炊込みご飯+鉄板(肉、野菜)=固形燃料3個

2合炊込みご飯+鉄板(肉数種、つけ野菜、卵)=固形燃料4個

珈琲またはティーパック2人分の湯沸かし=固形燃料1個

※炊飯は前提として2合炊込みご飯になっていますが、野菜を少しでも取り入れたくて白米ではなく炊込みにしています。また、調理の際に親子分、1人で食べる際にも2合炊きにして残りを間食用や次の食事用にしているため、このようになっています。

炊込みご飯を作るのに固形燃料1個半使いました。

残りの燃料で鉄板を使いさつま揚げ類をさっと焼くことは可能。肉と目玉焼きを焼くとなると固形燃料1個必要となります。

なので、メスティンには1食分の固形燃料を入れることができますが、気温や風などの万一に備え余分に用意しておいた方がよいでしょう。

セリア「固形燃料用受け皿」/キャンドゥはスクエアタイプ

感想
固形燃料25mmタイプがすっぽり入り、脚もついているので熱による床面へのダメージが軽減されますよね。また、燃えかすが容器内についても剥がれやすいのでお手入れも楽です。※本製品をテーブルなどに直置きすると焼け跡がついてしまいますので、耐熱シート(100円ショップ焚火用シート)を敷いて使用しましょう。

一方、キャンドゥで見かけたのがスクエアタイプ。

同じメーカーさんが手掛けた商品で、ラウンドタイプよりも小さく、薄く、軽量化されています。固形燃料は余裕で入りますが、形状上すき間は出来てしまいます。携帯のしやすさを優先するなら、メスティン内もすっきり収納できるスクエアタイプがおすすめです。

ダイソー「燃料用五徳」

感想
ダイソーのメスティン(500ml)にも収納できるので2合メスティンでは余裕で収まるサイズ。

ソロ用鉄板、スノーピークマグ、ビーパル付録のSHO‘s肉厚グリルパンものせることができます。

25g固形燃料+セリアの受け皿にこの五徳を使用すると、炎の高さも丁度よかったです。

キャンドゥ「バーベキュー用ミニ鉄板(リフター付)」

感想
リフター(ヘラ)付が嬉しい鉄板ですが、その分、同メーカーのセリア鉄板に比べて厚みが薄いです。

実際のところ、こだわりがなければ普通に焼けますので、リフターを別途購入するよりはセットの方がお得だと思います。

さて、使ってみた感想です。

シャウエッセンや香薫のようなウィンナーですと4本乗りますが、油がはねて引火しやすいので2本までが良さそうです。

ふちもわずかながらついているので目玉焼きも何とかこぼれることなく焼くことができますが、パプリカでふちを作ってあげるとより安心です。火の通りが気になる食材は、アルミホイルを被せると蒸し焼きにもなりますよ。

ベビーホタテなら4個焼けます。

肉の焼き加減ですが、スライスされた焼き肉用のものなら手早く焼けて食べることができます。ステーキ肉などの厚みのあるものは焼きムラをなくした方が美味しく召し上がれるので、厚みのある鉄板で焼いた方が美味しくなります。

食材によってセリアにするかキャンドゥ製品にするか、使い分けるのもアリですね。

なお、リフター付きの同製品、wattsなどの100円ショップでも見かけるようになりました。

ダイソー「ステンレス箸」

まとめるゴム付き
感想
ステンレスであることがメリットでもあり、デメリットもあります。

鉄板調理で使った場合、箸に長さがあるので熱は手元にまで及ばず、直に使うことも出来るのが嬉しいですね。

デメリットとしては、使っているうちに組み立てた部分が緩んでしまうものもあるため、当たりはずれがあるかもということと、箸先は当然ながら熱くて触ると火傷するという点が挙げられます。

以前、チーズフォンデュに使ってうっかり唇に触れたことがありまして、あまりの熱さにびくっとしてしまいました(笑)

気をつけたいですね。

これは使える!便利グッズ

さらなるメスティン収納とまではいきませんが、調理をする際にあったら便利なグッズを紹介します。

キャンドゥ「焚き火用シート」

薄くて軽いシートなので合わせて使いたいおすすめ商品です。wattsやダイソーでも扱っています。

耐熱温度 260度
使用法
加熱器具の下に敷いて熱や火の粉から地面を保護するシートで、地面との距離が近い場合にはこのシートの上にステンレストレーなどを敷いてから焚火台をのせるようにとなっています。

感想
自宅でメスティン料理を楽しむ際にはそのままランチョンマットとして使え、水や油汚れもはじくので少しくらいなら拭き取るだけでOKでした。油汚れが酷い時には、中性洗剤とスポンジで洗い落とし、乾いた布巾で拭きとりましょう。

地面へのダメージについては、今回、木材のテーブルに敷いてセリアの受け皿+固形燃料を使った料理をしてみましたが、問題ありませんでした。

難点としては、ポケットコンロや受け皿が滑りやすいため、滑り止め対策をするとより安全かなと思います。

セリア「クッカークリップ」

コンパクトな持ち手のない調理ギアの必需品が100円で買えてしまうなら試してみる価値ありですよね。

アルミ製で軽量、バネも硬くないので簡単に挟み持つことができます。

ただ、いくつか試したところ、アルミ製メスティンやティファール鍋に傷がついてしまいましたので、掴む素材によっては注意したいところです。

持ち手のところに革カバーや木製箸置きなどでカスタマイズをされる方もいらっしゃるようなので、オリジナルをつくる楽しさもあります。

ダイソー「アルミ風よけ(コンロ用)」

伸ばした時のサイズ 66㎝
保存袋付

固形燃料やコンパクトな焚火台で使用すると風の影響を受けやすく、炊飯が失敗したり調理に時間がかかってしまうこともあります。

野外だけでなく家キャンやベランダでも同様のことが起こりますので、風よけは用意しておきたいですね。

ワッツ・キャンドゥ「折りたたみ式アルミ風防」

収納時のサイズ 13.5×7.7㎝
伸ばした時のサイズ 59㎝
保存袋付

ダイソーの風よけよりも小さめですが、ポケットストーブやアルコールストーブを使用するにはちょうどよい高さです。

バリがあるので、やすりをかけないとケガしやすいです。コンパクトにしたい方におすすめです。

キャンドゥ・ワッツ「アルコールストーブ」

ポケットストーブの代わりにアルコールストーブをメスティンに入れてもいいですね。

ただし、アルミのため変形しやすい事やアルコール燃料を扱う際のケガや火事の恐れもありますので、扱い方に十分気をつけましょう。

メスティンのシーズニング

メスティンや鉄板は使用する前にシーズニングをすることで焦げ付きや錆、金属臭を抑えてくれるので最初のお手入れとして行いましょう。

準備物
やすり
メスティンが入る大きな鍋
米のとぎ汁

①本体や蓋のふちに鋭いバリがあるとケガをしますので確認し、やすりをかけます。初回だけでOK。

②鍋に取っ手を外したメスティンと蓋を入れ、米のとぎ汁をメスティンが浸かるくらい加えます。

③加熱して、沸騰から15分後に火を消して取り出します。

④冷めたら軽く洗い流して乾燥させれば完成です。

米のとぎ汁の代用として玉ねぎなどの野菜くずやりんごを使用し一緒に煮込むことも可能です。

メスティンの焦げの落とし方

普段通り洗って落ちない焦げ付き、思わず重曹やメラミンスポンジを使ってしまいそうになりますが、これらはアルミ製メスティンにはおすすめできません。

アルミは重曹などのアルカリ性により変色や劣化の恐れがあること、メラミンスポンジはいうならば研磨材なので削ってしまったり傷がついてしまいます。特にアルマイトなどの焦げ付き防止のための加工がされている製品は注意しましょう。

焦げ落としには「お酢」
メスティンに水をはり、酢を大3入れて20分加熱します。

冷めたらスポンジで擦り、頑固な汚れは割りばしで擦って落とします。

それでも落ちない気になる汚れはメラミンスポンジで軽く擦り、必ずシーズニングを施しましょう。

焦げ付き防止の便利アイテム
焦げや汚れをつく前に対策できれば、後片付けも楽に済みますよね。そんな便利アイテムを紹介します。

クッキングシート
メスティンの形に合うような箱をつくり、メスティンにはめて調理します。メスティン折で検索してみてください。

キャンドゥ「グリルシート」
ダイソー「BBQシート」よりやや大きめです。どちらもメスティン底面型に切って敷くと、メスティンに焦げがつきにくくなり、繰り返し使えるのでコスパもいいです。

鉄板のシーズニング

準備物
油(オリーブオイルまたはサラダ油)
キッチンペーパー
野菜くず(ネギやキャベツなど)

シーズニングの仕方
①購入した鉄板には錆付き防止のために塗料が施されていますので、まずは中性洗剤で洗い流します。

②空焼きをし、煙が出なくなったら火を止めて冷まします。

③冷めた鉄板に薄く油を塗って加熱します。

④煙が出てきますが加熱し続けます。煙が出なくなったら火を止めて冷まします。

⑤③より多めに油を塗って加熱し、④と同じようにします。

⑥冷めたら、野菜くずを炒めて鉄臭さを取ります。

⑦軽く水で洗い、火にかけて水分を飛ばしたら火を止め、薄く油を塗って完成。

冷めたらクッキングシートに包んで保存袋にしまってください。

※温度センサー付きのガスコンロで行うと失敗しますので、自宅で行う際にはカセットコンロの使用をおすすめします。

焦げ落とし
鉄板用や付属のヘラで擦りとり、⑦を行えばOK。

 

アウトドアギアでさえも気軽に試せるのが魅力的な100円ショップ。ソロあるいは親子2人の食事にも十分使えるギアでした。次は何が発売されるのか楽しみですね。

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