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予約を入れた日が雨の予想となると、キャンセルするか否か迷ってしまいますよね。
どのくらいの雨なら決行できる?など、気になるポイントをまとめましたのでご参照ください。
降水量を確認しよう
天気予報では雨とはいうものの、どの程度のものなのかが知りたいところ。
よく降水確率○○%といいますが、一定時間の降水量が1mm以上の、雨または雪の降る確率のことを示します。
キャンプをする際には降水量mmに注目しましょう。
降水量0とは 0~0.9mm
降らない~霧雨程度
ポツリと降るかもしれないが、傘がなくても大丈夫そう。屋外に長時間いるのならレインコートがあると安心。
降水量1とは 1~1.9mm
短い距離なら我慢できる~傘が必要レベル
1.9mmとなると、しっかりとした雨なので、作業の多いキャンプ場ではレインコート等の雨具が必要です。また、長時間になればなるほど冷えてきますので上着を用意しておきましょう。
降水量2mm
2mmまでは雨具やタオル、着替えなどがあれば対応できますが、テントの設営・撤収はちょっと嫌だなと感じる。
降水量3mm
水溜まりやぬかるみができ始めるため、屋外イベントは中止となる目安。
キャンプ場や付近の状況にもよりますが、おすすめできません。
でも、ちょっと待って!
その降水量は何時間毎の表示になっていましたか?
ヤフーやtenkiなどのサイトによって1時間または3時間と異なります。
1時間で3mmでしたら上記のような状態ですので想像しやすいですが、
3時間表示の場合、3時間で3mmなので、1時間3mmと比較すると酷くはないです。
推移をチェック
降水量が高くても短時間で済むのか、1日中降り続けるのかによっても、コンディションが変わってきますので確認しましょう。
キャンプ場のコンディションを確認
予約を入れたサイトの地面や環境、設備はどのような仕様か、ホームページや口コミで確認しましょう。
草と土
水溜まりができていたり、ぬかるみの可能性あり。
フリーサイトの場合、早めに到着して設営場所をチェックしましょう。
砂利
水はけがよく、汚れも酷くはありません。
さらに、水はけをよくするために勾配がついていることもあります。
木々
サイトまわりに木があると、いくらか雨をしのぐことができます。
また、ロープをかけることもできるので、簡易タープをつくることもできますし、天候が回復した際には、撤収前にテントを干すこともできます。
アーリーチェックイン・レイトチェックアウト
キャンプ場によっては別途有料になりますが、時間の延長をすることができますので、雨の日に利用するのもひとつの手段です。
チェックインよりも早めに入場して場所を決めたい、設営したい時にはアーリーチェックイン。
雨の日の撤収に時間がかかってしまった、テントを乾かしてから帰りたいという場合にはレイトチェックアウト。
予約状況によってできない場合もありますので、利用の際は、前もって確認しておきましょう。
雨の日の準備物
ブルーシート(厚手や防水などの水がしみてこないタイプ)
雨具(レインコート・傘・ブーツ)
予備用として下着、靴下、着替え
タオル
雑巾数枚
大きくて丈夫なごみ袋 数枚
カセットコンロ(薪・炭の火起こしがしにくい時に備えて)
気温が下がるため、予想気温を確かめながら下記の準備をするとよいでしょう。
上着
暖房器具(ストーブ、電気カーペット)
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雨の日の設営ポイント
タープ
最初に設営することで雨よけになり、タープの中でテント設営などを行うことができます。
テント全てまたは出入口側と重なるように設営されていると、移動や撤収もしやすくなります。
最後に1か所、ロープを調整し傾斜をつけることで雨水の通り道をつくります。
ブルーシート
テントの底からはみ出さないサイズにして下に敷くか、または、テントの中に敷きます。
大き目のシートなら、テントの中に敷いて、四つ角を立てて箱のような形にして使うとズレても安心ですよ。
濡れたテントはどうすればいい?
撤収日に雨が止んでいれば、テントやタープの水をある程度落とし、時間まで干しておきます。
完全に乾ききれていないテントやタープは、丸めてごみ袋に入れます。
帰宅後、翌朝でも構いません。
テントの汚れを拭き取り、干して完全に乾燥させてから収納することでカビや劣化が防げます。
使用頻度が多いテントなら、ついでに、ほつれ、破れ等の確認をして、必要に応じてメンテナンスや防水スプレーをすると良いでしょう。
雨の日の料理
雨キャンの料理といえば、火起こししにくい難点といかに手軽な料理をつくるかがポイントになります。
火起こししにくい
火起こしがなかなかうまくいかない…という時のために、カセットコンロを持参しておくと便利です。
新調するならケース付きのものが良いですが、家庭用のものでも十分活躍します。
予定していた料理もおおよそ作れますし、火が付くまでの間にインスタントやホットドリンクも手早くできますね。
実のところ、
子どもは空腹を長いこと我慢できませんし、時間もかけていられませんので、我が家では必須アイテムです。
スープを作り、毎食温める程度でしたら、ガス缶は1日1本で足ります。
このほか、
現地での対処法としては、外食しちゃった方が早いですよね。
この際、ご当地ものや評判の良いお店などを検索して、楽しんだ方がいいと思います。
時間に余裕がある時には、
薪をさらに細く割って、乾燥している部分から着火させると火起こしできるはずですので、チャレンジしてみてください。
手軽な料理
雨の中、炊事場まで行ったり来たりするのも嫌ですし、テントなどの撤収を考えると手軽に済ませたいもの。
予定日が雨と分かっているなら、自宅で野菜を洗って切っておくなどの下準備をしておくとよいです。
帰える前日に雨というなら、前日にスープを仕込んでおきましょう。
使い捨て容器があると、食器を洗う手間が省けます。
おすすめ 「トマトスープ」
材料
水 きゃべつ ソーセージ
コンソメ トマトジュース
鍋に、ざく切りしたキャベツと水を7割程度入れて煮込む。
きゃべつに火が通り、柔らかくなったら
半分に切ったソーセージとコンソメ、鍋いっぱいにトマトジュースを加えてさらに煮込む。
最後に、お好みでブラックペッパーやスライスチーズをのせる。
メイン料理でしたら、ホイル包みにしますと食器類も軽減できます。
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【結論】やる気★☆☆だけど…
キャンプの経験が少ないと大変と思うことが多いかもしれません。
そのワケ
・準備物が多い
・設営にやや難あり(場所選び、手元が濡れて滑りやすい)
・遊具ありのキャンプ場だったのに子どもたちも遊べない
・濡れたテントは撤収もお手入れも大変
それでも、
普段ぐらいの雨でコンディションのよいキャンプ場なら
一度は経験してみよう!
不自由を楽しむのがキャンプの魅力だったりもしますよね。
なかなか火がつかないぞ→そんな時は、どうする?
遊べなくてつまんない→雨の日の散策も意外と楽しい。カードなどのゲーム、映画鑑賞だってできる。
雨の日のキャンプは、
知恵をしぼったり、不自由な中から楽しみを見出すことになり、アウトプットのトレーニングにもなります。
やってみて思ったのは、
おやつの材料を多めに持って行けば子どもも喜ぶ、作る=楽しい みたいだし、
親も意外とゆったり過ごせて、いつも以上にみんなが協力し合った感もある。だから、
降水量が2mmまでの雨ならまた行こう!です。
もちろん、
帰宅後の負担を軽くしたい我が家は、砂利サイトが前提です(笑)