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寒暖差が出てくる秋頃から服装も冬支度になってくるものの、意外と身体の芯は温かかったりして、うっかり冷えに注意したいところです。乾燥してくる冬に心掛けたいことやおすすめアイテムなどを紹介します。
服装
アウター
お腹の赤ちゃんの成長とともにマタニティウェアへ切り替える衣類も増えてきますが、お値段のはるアウターは長く使えるタイプを選びたいですよね。
そんな時には、
産後も使えるダッカ―付コートがおすすめです。
赤ちゃんが生まれて初めての冬、きっとご近所なら抱っこして出かけると思いますが、手持ちの衣類ですと
バギーオールを着せて抱っこすると、きつくてお互いに熱い。
アウターを前開きにして抱っこして、赤ちゃんにはブランケットを装着して、手荷物持って…診察も外出も準備が大変。
といった煩わしさがありますが・・・
ダッカ―付コートにすると
・普段のママ用コートとしても使える
・赤ちゃんを抱っこした時にはコートにダッカ―を装着すれば一緒に防寒できる
・抱っこひもケープのようにダッカ―単体で使用できる
・ベビーカーにダッカ―をつければブランケット代わりにもなり、足元は袋状になっているのでつま先もカバーできる
とった使い方ができて便利です。
サイズ選びは、妊娠後期のお腹もカバーできるよう1サイズあげるとよいでしょう。
防寒対策としての素材選びは軽くて暖かいダウンがおすすめですが、素材・デザインともにバリエーションがあるのでお手持ちのファッションに合わせて選んでみてもいいですね。
靴下
足先の冷えは全身の冷えにも繋がりますが、汗もかきやすい部位ですよね。
それらを緩和してくれるのが、指付き靴下です。
指1本1本が布で覆われているので、その分暖かく、汗を吸収してくれるのでべたつきもありません。
ストール
首元を温めると全体的な冷え防止になりますし、羽織、ブランケットと用途も。
新調するなら、授乳にも使えるタイプがおすすめです。
下着やパジャマ
お肌のトラブルも増えてきますので、特に下着や寝間着は綿100%に近い素材のものを選ぶようにしましょう。
靴
ヒールの高くない安定感のある靴を選びましょう。
また、冬道は積雪や凍結の恐れもあります。
靴底の溝が深いものや滑り止めの金具の付いたタイプにし、転倒しにくくしましょう。
筋力アップで身体の内側からあたたかく
妊娠中に過度の運動は厳禁ですが、ふくらはぎの筋力アップで血流をよくしましょう。
かかとの上げ下げ
足の指を丸めずに伸ばした状態で、かかとの上げ下げを何度も繰り返します。
立った状態で行うのがベストですが、慣れるまではバランスが不安定で危険です。壁などの支えを使ったり、座った状態で行うのもよいでしょう。
目安としては20回程度
負担のかかる運動はお腹の張りにもつながりやすいので、3回くらいから様子を見て少しずつ回数を増やしてみてください。
お散歩
妊婦さんは体重が増すごとに足にかかる負担も重くなりますので、ウォーキングほどの速度ではなく、毎日お散歩することを心掛けましょう。
例えば、気になるパン屋さんまで行ってみようとか、児童館や公園の下見、ちょっとした目的を持って歩くと継続できますよ。
あるいは、1度で済む買い出しを2回に分けるというのもひとつの手かなとも思います。
簡単 足指運動
足の指に力を入れてグーパーするだけ。
足指に力を入れて引き寄せてグーの形に、指の根元から丸めて、丸めきったら指をパーの形に伸ばしていきます。この繰り返しを3回程度から始めてみてください。
ながら運動ができるので、いつでも気づいた時に行えます。
横になりながらもできるのが、いいですよね。
いずれも無理せず、お腹の張りを感じたら中止し、安静にして下さい。
食事であたたまる+ビタミンD
体が冷えますと免疫力が低下し、体調不良になりやすくもなります。
冷えにくい身体にするには、体を内側から温める食べ物、感染症対策には免疫機能を高めるといわれているビタミンDを取り入れてみましょう。
からだを温める食材
生姜
生ですと体温を下げる成分が多いので、加熱させましょう。
例 生姜湯、刻んで炒め物、和食系煮込み料理の隠し味に生姜汁
根菜類
じゃがいも、人参、玉ねぎ、れんこん、ごぼう、かぼちゃ
発酵食品
納豆、味噌、ヨーグルト、チーズ、ぬかや粕などの漬物
ビタミンDの多い食材
きのこ類
青魚やしらす干し
鶏卵
乾燥肌に注意
妊娠中はホルモンバランスの変化などにより肌トラブルが起きやすなっています。そこへ、冬場は空気も乾燥し、室内には暖房をつけることで湿度が下がるためお肌もカサカサ。痒みにつながりやすいので気をつけましょう。
水分補給
起床、食前または食中、間食時、入浴前後、就寝1時間前
バランスの良い3食と日常生活の節目で水を1杯摂取してると、妊婦さんの一日に必要な水分量をクリアできます。
寒さが増すと1杯も飲めない、ということがあると思います。
例えば、運動をしたら摂取、のどが渇いたなどでの、こまめの摂取でも構いません。
ただし、身体に良いからといって飲みすぎると腎臓に負担がかかったり、むくみにもなりやすいので過剰摂取には注意しましょう。
保湿
全身には軽めのボディミルク・ジェル・ローション、乾燥しやすい部位には油分の多い保湿クリームがおすすめです。
下着や衣類
寒くなると、吸湿発熱素材のインナーを着用する方が多いと思います。
一方で、その機能がゆえにお肌の乾燥がすすみ、化学繊維を多く含むことから肌への刺激もあるようです。
妊娠中はホルモンバランスが変わり、普段よりもデリケートになっています。素材は、化繊よりも綿というように、お肌に対して低刺激のものを選ぶようにしましょう。
インフルエンザ予防接種は受けておこう
妊婦さんは免疫力が低下しているため、インフルエンザ等に感染すると重篤化しやすいといわれています。
海外では新型コロナ感染症と同時感染の事例もありますから、これまで予防接種を受けてこられなかった方も、母子ともにリスクを減らすという意味も含めて、受けておいた方がよいでしょう。
インフルエンザの流行期
12~3月
インフルエンザ予防接種の効果
免疫獲得後、約5か月間は効果を持続できるといわれています。
接種タイミング
10月下旬~12月上旬までには摂取しておきたい
卵アレルギー
インフルエンザワクチンの中に微量の卵たんぱくが使用されているため、卵やインフルエンザワクチンによるアナフィラキシーの経験のある方は医師に相談しましょう。
旦那さんの予防接種
同居している家族が感染してしまうと、その本人の看病あるいはお世話をすることで接触する可能性があります。
妊婦さんが予防接種を受けていても感染しないわけではないので、リスクは低いほどいいわけです。
ぜひ、旦那さんや同居されている家族には、同様に受けてもらいましょう。
同居者が感染してしまった場合
部屋を別にして過ごしてもらいましょう。
トイレやキッチンなどの共有スペースではマスクの着用、手指の消毒をしましょう。
※なお、妊娠・授乳中の新型コロナ感染症ワクチンの接種については下記をご参照ください。
外部リンク:厚生労働省 新型コロナウィルス感染症について
感染しないように
気温と湿度が下がりますと、ウイルスは拡散しやすく、生存期間も長くなります。
室内では
室温22~26度
湿度50~60パーセント
を保つようにしましょう。
また、
ウイルス感染症が多くなる季節、かつ、生活する中で接触感染も避けられないので
不織布のマスク着用
換気
1分間の手洗い
うがい
リスクもだいぶ下がってきますので心掛けましょう。
妊婦さんにとっていつも以上に注意の必要な季節ではありますが、一方で、自分時間を満喫できる時期でもあります。
趣味にじっくりと取組めるのは今のうち、かもしれません。
超音波写真なども用いてマタニティダイアリーをつけるのもおすすめです。
おうち時間を充実させて、ゆっくりくつろぐ冬にしてみてもいいですね。
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