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初めての子育てやお引越し先での病院選び、何を基準に選んだらよいのでしょうか。口コミ検索で得る情報も基準になるかと思いますが、できることなら新生児~学童期または思春期までの専門知識のある医師を見つけられると安心して相談しやすくなりますよね。そこで、信頼できる病院選びのポイントをまとめてみました。
「小児」科をみつけましょう。
子どもは大人と同じ身体のつくりをしていますが全てが小さいですよね。
例えば、手術となった場合には臓器や器官を処置しなければならず、薬も大人同様に処方されますと脳への刺激や身体的負担が大きいですから、子どもの特性に関する知識を要します。また、発達段階にある子どもの心身は未熟なので、未熟ゆえの症状なのか否かも含めた処置・処方薬の有無を判断しなければなりませんので、経験も必要になってきます。
なるべくなら「小児科」あるいは「○○小児科」というふうに表示されている病院を選びましょう。
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小児科ってどんな疾患をみてくれるの?
分野としては内科になりますが、定期的な健診では全般的に診てくださいますよね。なので、軽度の皮膚(おしりかぶれ・乾燥・発疹など)や外科的なもの(歩行がおかしい、精巣の有無)も相談できます。
成長や発達に不安をお持ちになった際には最初に小児科で相談し、そこから各診療科の紹介をいただくとスムーズです。※頭を打った・怪我をしたといったように明らかなものは脳・外科などの専門科で診てもらいましょう。
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「小児科」と「内科小児科」の違い
小児科は15歳までを対象としますが、病院によって学童期(小6)までとすることもあります。主に内科疾患を診てくださいます。
内科小児科は、基本は大人の内科ですが小児の内科も診れますよということです。
ただし、小児科としての知識や経験が十分であるかどうかは分かりかねますので、「日本小児科学会認定専門医」の認定有無を確認してみましょう。ネットで検索することができます。
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口コミによる評判について
小児科専門医の認定を受けている病院であっても、実際は信頼に欠ける病院だったということもあります。また、口コミ情報サイトでは保護者の感情的なものが含まれていることもありますので、参考程度にしておきましょう。
新居地の場合には様々なコミュニティーに参加したり、児童館などで地元の方に評判のほどを伺うと良いでしょう。その際、一部の対応が悪かったというような内容も気になりますが、子どもの診断・処置に差し支えのある事なのかどうかを判断基準にされますと良いでしょう。
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病院選び もうひとつのポイント
・日本小児科学会認定専門医である
・地元の評判
・薬の知識の有無
上記2点については先述しましたが、もうひとつ '子どもへの薬' についての知識の有無もポイントになります。
筆者の経験ですが、不動産に紹介してもらった内科小児科は認定専門医でいつも混んでいて信頼できそうな病院でした。しばらくかかりつけにしていたのですが、ある時、同じくらいのお子さんをもつ地元の方から口を濁され、他の病院やほかのママ友さんからも誤診や薬の処方が適切でないことを教えてもらい愕然としたことがあります。
思い起こせば引越しの多い地域ですし、朝早くから開業しているので出勤あるいは登園前に診てもらうこともできるので需要があったのかなと思いました。
話を戻しますね。
例えばですが、
頭が痛いといって市販薬の鎮痛剤を子どもに飲ませますか?
病院で処方してもらいますか?
まずは、鎮痛剤が必要かどうかの説明を受けますか?
もうひとつ。
鎮痛剤とはどのような作用で痛みを抑えてくれるのでしょうか。
頭が痛い時、服用すると
痛いとは感じなくても、頭痛が起きている部位に違和感がありませんか?
ということは…?
子どもは未熟であり成長および発達段階にあるなかで、市販の鎮痛剤を飲むことがいいのかどうか、症状や年齢も関係してくると思います。専門知識のある医師から薬の説明を受けることができて、適切な処方をいただけたら安心しませんか。
予防接種においても、副作用や完全予防できるわけではないものなどありますよね。また、色々調べていきますと予防接種に含まれている防腐剤について知ることとなり、心配される方もいます。
予防接種を受けないことのリスク と 受けたことによる副作用のリスク。
医師によって方針が異なる場合もありますので、一度相談してみるとよいでしょう。
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親も助かる小児科対応
評判はいいけど個性的な医師だったり、待ち時間が長い、予約制だけどなかなかとれないなど大人としては都合の悪いこともあるかもしれませんね。それでも子どもの診療に関して信頼できる病院ならば大人は我慢できますが小さなお子さんは…
・処置を嫌がる
・注射嫌い
・じっとしていられない
我慢ができず、病院を往来するのに一苦労だったりしますよね。
小児科では子どもの特徴をよく捉え、親の大変さもよく理解してくれてます。
なので、子どもの扱いにも慣れています。
嫌がる注射なども気をそらせてあっという間に終わらせてしまう手際の良さだったり、説明時には子どもの面倒を見てくれるスタッフもいたりと「小児」科ゆえの配慮によって落ち着いて医師と話し合うことができます。
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病院は2つ見つけておくと便利
子どものかかりつけ医となると長ければ15年間お世話になります。
・待ち時間が長い
・予約がとりずらい
・ちょっと遠い
こうした場合、病気をしている本人も辛いので予め他にも病院を探しておいた方がよいでしょう。
例えば、
かかりつけの小児科とは別に、予約が取れない時や予防接種の時にだけお願いする内科小児科、風邪症状だけなら耳鼻咽喉科といった使い分けをされている方が多いです。
信頼性においては口コミ情報・地元の評判・ご自身がかかってみる、または、お子さんに体質的な問題がなければ予防接種の機会に様子を伺うのもひとつの判断材料になりますので、かかりつけのほかにも病院をみつけておきましょう。