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子育て

【生後2か月】赤ちゃんの体重・授乳・睡眠・おもちゃ選びや実際のところ

投稿日:2021年10月27日 更新日:

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我が子の成長を感じながらも、発育や発達には何かと心配ごとがつきぬものですよね。そこで体重や授乳間隔、睡眠の目安や実際は個人差もあるといった例として我が家の成長記録をまとめました。その他、トラブルや対策、遊び方やおもちゃ選びについてもご参考いただければと思います。

 

生後2カ月 赤ちゃんの様子

2か月頃の赤ちゃんは体内時計がまだ確立していないため、少しずつ昼と夜の違いが見え始めるものの、生活や睡眠のリズムは乱れやすいです。

・「あ~」「う~」といった喃語を発する
・追視する
・話しかけると笑う・人の顔を見て微笑む・声を出して笑う
・おもちゃなどを握る
・腹這いさせると頭をあげる

我が家の場合
息子 おおよそ目安通りの成長ぶりですが、授乳と生活リズムが乱れることもありました。

双子 おおよそ目安通りの成長ぶりですが、双子ならではの様子も見られ始めました。授乳時にはアピール競争があり、甘え泣きや泡を吹いたり、口で音を立てたりします。その成功体験をもう一人がみて、真似をしていくといった具合です。

2か月後半には背中や足の力も増して強くなり、のけぞりながら移動するので布団の段差もクリアするほどに。また、授乳の際にはおっぱいを探して頭の向きを変えると同時に身体の向きも変えようと動き始めました。同時に後頭部も擦れて髪が薄くなりました(ハイハイができる頃、頭髪の薄いところも徐々に生えてきました)。

発育・発達が遅いと感じたら

個人差がありますが、不安や違和感がある時には健診の際に相談しましょう。

また、母子手帳の確認項目は月齢を超えてしまってもクリアした日を記入しておきますと、将来、相談する際に大変役立ちます。

低出生体重のお子さんの場合
2500g未満で生まれたお子さんを低出生体重児といいますが、身長や体重をはじめ発育・発達について緩やかな成長となることが多い為、母子手帳の目安とのズレがあり、不安に感じることもあるかと思います。

自治体によって母子手帳とともに低出生体重児向けのリトルベビーハンドブックを配布しているようですので、問い合わせてみましょう。

リトルベビーハンドブックとは
2018年静岡県より初めて発行されました。母子手帳では成長発達を確認する項目がはい(できる)/いいえ(できない)の回答方式となっていますが、リトルベビーハンドブックではより具体的な項目を設け、個々の成長を記録していく内容となっています。

対象児:1500g未満で生まれたお子さんや低出生体重児で支援が必要なお子さん

体重

男の子 約4.4~7.2kg

女の子 約4.2~6.7kg

目安として1日25~30gの体重増加がみられますが個人差がありますので、母子手帳に記載されている乳児身体発育曲線に照らし合わせてみましょう。曲線を下回っていても全体的にみておおよそ曲線に沿って増えていれば問題ないといわれています。

体重が減っている場合
赤ちゃんの元気が足りない、不機嫌、排せつ回数の減少など普段と違った不調が見られる場合には脱水症状や病気の疑いもありますので受診しましょう。また、母乳の場合は母乳を上手に飲めていなかったり、母乳の分泌が良くないことも考えられますので、普段から下記内容を記録しておきましょう。

受診時にたずねられること
・授乳回数
・排せつ回数
・授乳量(母乳の場合、可能であれば授乳前後の体重をベビースケールで計測)

授乳(間隔・ミルクの量)

授乳の目安
・母乳による授乳間隔 2~3時間
・ミルクの量 120~160ml
・ミルクによる授乳間隔3~4時間
※授乳時間や回数は個人差がみられ、間隔があいたり、早く済んでしまう子もいます。

我が家の場合
息子 母乳で3時間おきの1日8回、授乳時間が短くなりました。
双子 混合ですが授乳回数おおよそ10回、少ない時は8回、多い時は13回という日もあり。

赤ちゃんの生活リズムに昼と夜の違いが出てくると、夜の授乳間隔があいてくる子もいるようです。

また、あごの発達がすすむことから母乳の吸い込みが早く、授乳時間が短く済んでしまう赤ちゃんもいます。しっかり飲めているかどうかを確認したい時は、授乳前と授乳後の赤ちゃんの体重をはかってみましょう。摂取した分だけ増えています。

一方で、この頃からスムーズに飲んでくれなくなったり、あまり飲まないこともあったりと飲みむらのある子も多いようです。

授乳にまつわる悩み

あまり飲まなくなった

ご機嫌の悪さや排せつ・体調不良といった様子がない場合には、次のことが一因としてあげられます。

理由
・1度に吸い込む母乳の量が増えた
・3か月頃から満腹中枢が出来てくるため、赤ちゃん自身で判断するようになった
・飲みむらがある

対策
・授乳回数を増やしてみる
・飲みたがらない時は、無理に飲ませなくてもいい

体重などを測ってみて母子手帳などに記載された成長曲線に沿った成長をしていれば問題ないとされていますが、心配な時はかかりつけ医や相談室を利用してみましょう。

遊び飲み

まわりにも興味を示し始めると授乳に集中できなくなり、だらだら飲みや飲んでるふりをしてみたり、乳首を噛んだりして遊び始めてしまうため、授乳がスムーズにいきませんよね。

対策
・テレビや端末などを消し、静かな環境のもとで授乳に集中しやすくする
・遊び始めたら授乳をやめ、落ち着いた頃に再開してみる
・再開しても飲まない時には、お腹がすいていないことも考えられるので次回の授乳まで様子を見る

私自身も、乳首を噛んで引っ張られることがありました。だいぶ痛みますし傷にもなりますよね。
噛み始めたらお母さんの指を赤ちゃんの口尻の方から入れて外すと傷まなくて済みます。

また、傷がついてしまった時のケアには、羊毛脂原料の天然オイル「ピュアレーン」がおすすめです。赤ちゃんのお口に入っても安全ですし、赤ちゃんのお肌の保湿にも使えます。

夜の授乳

赤ちゃんの睡眠がまとまってきて、朝まで寝ている時には無理に起こさなくてもよいとされています。

母乳の場合は、回数が減ると詰まりやすくなるので1日に1回、乳房にしこりがないか、乳頭に白斑がないかを確認し、必要に応じてお手入れをしましょう。

睡眠時間と寝ない理由

授乳や睡眠時間など生活リズムが何となくでき始める頃ですが、朝まで寝る赤ちゃんや夜も元気で寝ない赤ちゃんもいるように、個人差が大きいです。

睡眠時間と特徴
・生後2か月の平均的な睡眠時間は15時間前後
・昼間の起きている時間がのびてくる
・夜泣きをすることもある

個人差や環境的要因によって生活リズムが整いにくいこともありますが、昼と夜の区別がつき始めるのは3~4か月頃といわれていますので、焦らなくても大丈夫です。

我が家の場合でいいますと、昼間は授乳後に布団に戻してあげると泣いたり、いつも寝落ちしそうな時間帯に旦那が帰ってくるので赤ちゃんも喜んでしまい(興奮)、簡単に乱れてしまうんですよね。

また、夜泣きもありました。

夜泣きの原因は、室内温度(暑い、寒い)やおむつの不快感、体調不良も考えられますが、そうした心当たりのない時には外出などでの刺激によるものかなとも思います。

対処法としては一般的なものと同じで、抱っこで落ち着くのを待つぐらいなのですが、30分以上泣き続けた際には、外を散歩してくると赤ちゃんもすっかり落ち着いて眠りについてくれました。

夜泣きが連日続くと不安になってきますが、そういう時期もあるようです。日々成長しているという証なので長い目で様子をみましょう。心配な時には相談室などを利用してみるのもよいでしょう。

寝ない時の対策

そろそろ生活リズムを整え、健やかに過ごせるような体内時計にしてあげたいのに、夜も元気で寝る気配がしないと心配になりますよね。

対策

・朝は明るさを感じるようカーテンを開けたり、夜は照明を暗くし、朝と夜のメリハリをつける
・昼間と夜に手足の遊びや運動をする
・昼間にお散歩をする

音のなるおもちゃを握らせてみたり、脚でペダルをこぐような動きをゆっくりしてあげると赤ちゃんも喜びますし、いい運動にもなります。慣れてきたら、腹這いの練習をするなど日中の運動量を体力に合わせて増やしてあげるとよいでしょう。ただし、個人差やSIDSもあるので過度な運動やうつ伏せ状態が長くならないように注意してください。

遊び と おもちゃ

この頃の遊びは赤ちゃんとのスキンシップの延長およびコミュニケーションでもあるので、声(話)かけがベースとしてあります。

家族からの話しかけや絵本の読み聞かせが赤ちゃんの言葉の発達を促しますので、反応が見られなくても日々、続けてあげたいですね。

何を話しかけたらいいのか分からない

お天気や家族が今ごろ何をしているのか、ご飯は何にしようかななど思ったことを話してみるのもよいですし、歌や絵本の読み聞かせでもよいです。

タイミングが分からない

赤ちゃんが声を発した時に声をかけ返してあげると、あかちゃんも反応を理解するようになります。

一方、大人からのアクションとして遊びの時間を設けてもいいですし、あかちゃんのご機嫌が良さそうな時間、お世話をしてくれる方がひと段落つく時間でもいいです。

どれくらいしたらよいのか

親からの働きかけ…となると、ある一定の時間をしなければならないような気がしますよね。

例えば絵本なら1冊読み終わるまで、わらべ歌なら3曲ぐらいなど、お世話をする側も負担に感じずスキンシップが楽しめるような短時間でいいと思います。

赤ちゃんが興味を示さなくてもそう見えるだけで聞いています。絵本なら読み切るが方が気分的にもいいですよね。

遊び

お歌を歌いながら赤ちゃんを優しくマッサージ(両手でさする)してみましょう。

また、赤ちゃんの手を取って手拍子などのリズムを取りながら音楽を楽しんだり、歌ったり。音の出るおもちゃを使ってみてもいいですね。

おもちゃ

あかちゃんはお口の中に物を入れて確かめるので、お口にいれても安全な材質や大きさのものにしましょう。おすすめは布地でできたガラガラです。

ステップ1
ガラガラを左、右、音を鳴らしながらゆっくりと移動させるといった動きでしばらく様子を見ましょう。

ステップ2
パイル地のヘアゴム(ホテルなどのアメニティセットにあるようなヘアゴム)に音のなるおもちゃを縫い付けて、あかちゃんの腕につけてあげると興味を示してくれます。

ステップ3
物を握ることができるようになったら、リングやスティックタイプのおもちゃを持たせてみましょう。

そのほか気になるトラブル

便秘

消化器官が発達し、うんちをためることができてきます。よって、排せつ回数がこれまでよりも減ってきますが、排便のリズムがまだ不安定なため1日に数回あったのに翌日はないなんてこともあるようです。

便秘の目安
・排便の際にいきんでいる
・排便の質が硬い、コロコロしている、少ない
・お腹が張っていて不機嫌

うんちの質は母乳かミルクによっても異なりますが、便秘かもと思った時にはマッサージや綿棒浣腸をしてみるとよいでしょう。

注意
2日以上排便がない時は、便秘や母乳不足などが考えられますので受診しましょう。

関連記事:【生後1か月】睡眠・授乳間隔・ミルクの量・体重・外出 目安と実際のところ

外部リンク:琉球放送 赤ちゃんの便秘解消マッサージ

転倒・高さのある所から落ちた時

乳児は頭が大きく筋力もない為バランスが悪く、ソファやベッドなどから落ちてしまうことがよくあります。

状況の把握と落ちてからの赤ちゃんの様子をみて、不安がある時には病院へ問い合わせましょう。

赤ちゃんの確認
・泣いたかどうか(呼吸の有無)
・嘔吐の有無
・顔色
・ぐったりしていないか
※異変を感じた場合には早急に受診しましょう。

我が家でも経験あります。
ソファから移動しようとした時にバランスを崩して転倒してしまい、抱えていた赤ちゃんを落としてしまいました。床から30㎝位の高さでしたが、万一のことを思い、問合せてから病院へ。
生後50日位のためCTなどを撮ることはできず、現状では問題なさそうだが経過をみてくださいと言われて事なきを得ました。

脂漏性湿疹

3か月ごろまでは皮脂が過剰分泌されやすいため、頭部や顔のTゾーン、耳周り、股、わきなどの皮脂腺の多いところに湿疹ができやすくなっています。

症状としては、黄色いかさぶたやフケのようなものがでたり、赤みをおびたもの、痒みを伴うこともあります。

対策
・固形石鹸を泡立てて、ガーゼでこするのではなく、指の腹で丁寧に洗う。
・洗った後は保湿をする。

※乾燥させたままだとアレルギー物質がついて吸収され、反応しやすくなるといわれていますので保湿をしましょう。また、かさぶたをはがすと炎症を起こしやすいので無理に取り除かないようにしましょう。

脂漏性湿疹は一過性のものなので、1週間ほど続けると治まってきますが、炎症が酷い時やかゆみを伴っている場合には早めに受診しましょう。

この時期にしておきたい予防接種

ロタウイルス(1価の場合は2回/5価の場合は3回接種)
ヒブ(インフルエンザ菌b型)
肺炎球菌 
B型肝炎

いずれも定期接種で、同時接種が可能です。

ロタウイルス
ロタウイルスは感染力が強く、約2日間の潜伏期間をおいて激しい下痢症状は発熱、嘔吐がみられます。ロタウイルスによる胃腸炎は初回が最も症状が重く、重症化すると脱水症状、肺炎や脳炎といった合併症も引き起こすこともあるようです。ワクチンでは2種類ともに重症化を防ぐ効果が8割以上期待できるといわれています。

ヒブ(インフルエンザ菌b型)
冬にみられるインフルエンザはウイルス性ですが、ヒブは細菌性の病気です。感染すると喉頭蓋炎(のどの奥の炎症)による発熱や呼吸のしにくさがみられ、また、脳の方へ細菌が入りこむと髄膜炎による発熱、嘔吐、頭痛、けいれん、意識の低下がみられます。いずれも後遺症が残ることもあるようです。ワクチン接種によって9割ほど重症化を防ぐといわれています。

肺炎球菌
咳やくしゃみなどの飛沫や接触によって感染するといわれ、発熱や風邪症状、嘔吐、意識の低下や髄膜炎などの重症化を引き起こともあるようです。

B型肝炎
キャリアの母親からの感染やウィルスを含むものへの接触だけでなく感染経路が特定できない場合もあります。B型肝炎ウイルスに感染する事によって肝臓機能が低下し、発熱、だるさ、黄疸症状がみられます。発病するまで2~3か月要し、6か月以上保有すると慢性化、長期治療や肝硬変や肝臓がんへと進行することもあります。

外部リンク:厚生労働省 予防接種情報よくある質問

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