発達・発育の著しい時期で計測が楽しみな反面、母子手帳に記載されている月齢記録や発育曲線通りではないことで不安になることもあるかと思います。一般的な赤ちゃんの様子と実際のところという面において、我が家の成長記録をまとめてみましたので、参考にしていただけたらと思います。
生後1か月
・生まれたばかりの赤ちゃんは授乳以外の殆どを寝て過ごします。
・手足を左右対称に動かす
・大きな音に反応する
・人の顔を見つめる
我が家の双子女子の場合
手足はパタパタと動かしますがか弱かったです。
しかし、1か月弱で早くも?姉の方が頭と足を使って移動し始め、壁を頭突きすることで空腹アピールしてきました。
音への反応~いわゆる聴力ですよね。
主治医と相談の上、生まれたばかりでの聴力検査は行わず、普段の様子で違和感あるようなら来院ということになりましたが、特に不安要素は見受けられませんでした。
ちょっとしたトラブル (混合による授乳の注意点)
母乳の後にミルクをあげる混合授乳をしていましたが、姉はミルクの途中で寝落ちし、数分後に再び飲むクセ?がありました。
妹の方はミルクの乳首とママのおっぱいとで飲み方が混乱している様子でした。
ミルクはストローのように吸い込むだけでも出ますが、おっぱいは舌を使いながら吸わないと出ないのでミルク慣れするとこうした事が起こるようです。
また、深夜の授乳で私の方が辛くなった時にミルクの回数を増やしたところ便秘ぎみになってしまいました。
再び、母乳のみに切り替えますと2色のうんちが出ましたが、ミルクと母乳ではうんちの色や質が異なるために起こるようです。
息子の場合
手足はよく動かしていました。聴力も双子同様検査は受けずに過ごしました。
授乳は、20分目安といわれていますが、生後30日にして左5分・右5分になりました。
ちょっとしたトラブル (おむつかぶれ・呼吸)
母乳による授乳のせいか肛門付近がただれてしまいました。
オムツ交換のたびにシャワーで洗い流して乾燥させればいいのですが、なかなかうまくいかなかったので、化粧水などに使うアトマイザー容器に水を入れて洗浄していました。
そのほか、乾燥からか皮膚がむけてきたのでオイルで保湿したり、しゃっくりが続いた時には母乳を飲ませて落ち着かせていました。
一番気になったのは呼吸でした。
気管に負担のかかるような仕方をしていたので診てもらいました。一因としてこの頃の赤ちゃんは鼻腔が狭いということ、呼吸が整っていない、鼻毛が無いので鼻詰まりや鼻垢が溜まりやすいことがあげられるようです。
息子も驚くほど溜まっていました。
呼吸の仕方以外に顔色・唇の色が悪い場合やそこまでではないがいつもと違うなど、ママが心配になるような呼吸でしたら病院にて診てもらいましょう。
この時期にしておきたい予防接種
ロタウイルス(生ワクチン)2~3カ月
任意なので有料です。料金はかかりつけ医院にお尋ねください。
6週目から受けることができます。2回または3回、間隔をあけて受けます。
※生ワクチンの場合には27日以上あけてから次の接種を受けるようにしましょう。
※2カ月の赤ちゃんに適正な予防接種は不活化ワクチンになりますので、母子手帳に記入してもらいましょう。
生後2~3カ月
2か月頃の赤ちゃんは体内時計が確立していないことから一時的に睡眠時間がずれてきまが、3カ月頃になりますと昼と夜の違いができてきます。
・「あ~」「う~」といった喃語を発する
・追視する
・話しかけると笑う・人の顔を見て微笑む・声を出して笑う
・おもちゃなどを握る
・腹這いさせると頭をあげる
・3カ月頃には、体重が生まれた時に比べておおよそ2倍になります。
我が家の双子女子の場合
2人とも名前を呼ぶと振り向いたり、自然な笑みをするようになり、喃語も発するようになりました。
手の動きは、空中をかき分けるような、踊りをしているようななめらかな動きをしたり、握りこぶしをしゃぶったりしました。
3カ月に入ると指しゃぶりをするようになりました。
おもちゃなどを握るか否かについては、始めの頃は反射的に握るから何となくおもちゃを楽しむような遊びの握りをしていました。
授乳時にはアピール競争みたいなものがみられました。
甘え泣きや泡を吹いたり、口で音を立てたりしてアピールした後に授乳されるのをみて、もう1人も真似をするようになりました。
また、母乳トラブルの関係で1人ずつ授乳しているともう1人が追視して一部始終見つめているので、切なくなりまして。
フットボール抱きで同時授乳をすると偶然にも2人の手が重なり手繋ぎ状態に。何度も握り返していたので微笑ましい発達?を感じました。
満3カ月目前、背中や足の力もより強くなり、のけぞりながら移動するので布団の段差もクリアするほどになりました。そのせいか2人とも後頭部が薄くなってきました。
ほか、授乳の際にはおっぱいを探して頭の向きを変えると同時に身体の向きも変えようとし始めました。
生活リズムの方はなんとなくできてきたものの、深夜の授乳も元気です。
助産師さんからのアドバイスで、昼間に手足の遊びや運動をしてあげると夜ぐっすり眠るそうです。
また、直射日光は避けたいので日差しの和らいだ時間にお散歩タイムを設けてみました。
ちょっとしたトラブル (転倒・高さのある所から落ちた時)
1人抱えてソファから移動しようとした時にバランスを崩して転倒してしまい、赤ちゃんを落としてしまいました。
床から30㎝位の高さでしたが、万一のことを思い、問合せて病院へ。
生後50日位のためCTなどを撮ることはできず、現状では問題なさそうだが経過をみてくださいと言われて家路につきました。
高い所から落ちた時には、吐き気・顔色・泣いたかどうか(泣かないのは危険)・ぐったりしていないか様子をみることが判断材料のようです。
息子の場合
満2カ月頃、笑顔のつくり方が自然になってきました。話しかけると嬉しそうに声を出したり笑ったり。手足も動かします。
3か月半ばでは、お姉ちゃんたちが息子の隣でじゃんけんをして遊んでいると頭の向きを変え、喜びながら右手をグーにして振りました。
また、ある時は頭の向きが45度位移動していたり、そばにいると触ったり服を掴んだりもするようになりました。
授乳と生活リズムは2カ月の時にやはり乱れましたが、満3カ月頃になるとお昼時は起きて、夕方に30~60分寝る。深夜は授乳の時にだけ起きるというように、リズムが整ってきました。体重は目安通り2倍に増えていました。
ちょっとしたトラブル (脂漏性湿疹)
泡ソープでやさしく洗ってあげていたのですが汚れが落ちていなかったようで、頭や顔に脂漏性湿疹ができてしまい、固形石鹸を泡立てて指の腹でしっかりと洗ってあげると1週間位で治ってきました。
ただし、乾燥させたままだとアレルギー物質がついて吸収され、反応しやすくなるということで抗生剤と保湿剤を処方してもらいました。
テーマから脱線しますが
足つきのロンパースを着させていたら息子の時だけ足臭くなりまして(笑)
ふと思いました。
男子ははじめから頭のにおいが強いとか体が弱いとか俗説的によく聞きますが、息子も思い当たることが多いので、やはり男・女の差はあるのかもしれませんね。
この時期にしておきたい予防接種
2か月
ヒブ(インフルエンザ菌b型)不活化ワクチン
肺炎球菌 不活化ワクチン
3か月
4種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)不活化ワクチン
※不活化ワクチンを接種した場合、6日以上あけて次の予防接種を受けるようにしましょう。
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生後4カ月
・夜の睡眠が長くなります。
・首すわり
・身体の前で両手を触れ合わせる
我が家の双子女子の場合
授乳は時間が少し短くなり、満4か月頃には間隔も3~4時間開くようになりました。
4か月半ば頃には、生活リズムが整って日中は起きている事が多くなり、夜の睡眠時間が長くなりました。
体重は、3カ月時には減ってしまったものの急激に増え、2人ともほぼ一緒でした。そのせいか、この頃、顔が良く似てきて親でも間違えることがありました。
指しゃぶりは親指しゃぶりになり、よだれも酷くなりました。
普段の生活面では、電話しているとママの表情や口調に反応し「あー」「うー」といった声をよく発するようになり、おしゃべりも増えました。また、互いをしっかり見つめあったり、笑ったりして双子らしい様子も垣間見えました。
おとなしかった妹の方も手握りだけではなく足蹴りやグーで叩いて確かめるようになり、姉の方は横向きで寝る姿が見られるようになったと思ったら、4か月目の下旬に寝返りをしました。
その翌日には妹も寝返りの練習をし始めました。完全な首すわりまではもう少しかかりそうです。
寝返り
早い赤ちゃんは生後3、4か月位からするようになりますが、身体機能の発達や興味を示すようになると寝返りしやすいことから、裏を返すと心配にもなりますよね。寝返りやハイハイは個人差が大きく、しないまま次の段階にいってしまう赤ちゃんもいます。我が家の息子も寝返りは6か月半ばでした。
息子の様子
遊び飲みをするようになりました。満腹になった時も意思表示として乳首を噛んだり引っ張ったりしています。
不満がある時には手をグーにして叩いてお知らせしてきます。足で蹴る力も増してきました。
音楽が流れると興奮するのか「ウー」「キュー」「ヒャウー」と大きな声を出して叫んだり手足をバタバタさせます。
首がすわってきたので縦抱っこで外出することも増えました。
夜の睡眠帯ですが、授乳リズムが確立されてきただけで夜の授乳回数が減るには至りませんでした。
ちょっとした心配ごと (頭囲の大きさ)
健診を受けて頭囲が平均より3cm大きいため、水頭症や硬膜下血腫ではないことを確認するために1か月後再診することになりました。
言われるまで気づかずにいたのですが、確かに全体的にみたバランスや娘たちのその頃の帽子を被せてみると入りませんでした。再診では脳神経外科にてCTを撮り、結果は問題ありませんでした。どうやら、はちが張ってるから大きいとのことでほっとしました。
水頭症
脳内にある脊髄液が何らかの原因によって過剰に溜まることで、頭囲も大きくなります。
硬膜下血腫は出産時によるものまたは頭をぶつけるなどの外傷によって、脳を覆う硬膜と脳の間に血液が溜まることをいいます。
そのほかにも頭部が大きく発達する病気があるようですが、定期的な健診などによって指摘されると思いますので、あまり心配しなくてもよいと思います。もし、頭囲が大きく、日常生活において不自然な様子が見られるのでしたらかかりつけの小児科へまずは相談してみましょう。
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