双子女子とこそだて

子育て

2~3歳児の遊び・トイレトレーニング・入園準備

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お話もできるようになってきて「なぜ?」「どうして?」が増えてきたり、「みて」「こっちにきて」とお母さんに確認や共有をもとめてくる一方で自己主張も見られ始めます。忙しさの中で対応しきれないかもしれませんが、言葉や思考力が伸びる時期ですので可能な限り、つきあってあげたいですね。

2~3歳時の発達の目安

・積み木を重ねることが出来、次第に何かに見立てるといった遊びに工夫がみられるようになる。

・大きい小さい、長い短いが分かってくるようになる。

・友だちに興味を示すものの、遊具を独占したがったり主張が強いので仲よく遊ぶまでは及ばない。

・記憶力がついてくる(名称や印象深い出来事など)

・3歳位になると衣類の着脱が一人で出来るようになる

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お遊びメニュー

遊び場は、お子様自身が身体を動かしたがることと、運動機能や体幹を鍛えるタイミングでもありますので、公園や児童館がよいでしょう。

・ボール投げ

・砂場

・ストライダーや3歳頃から自転車

・積み木や大きめレゴブロック、ままごとセット

雨などで外出できない時

・折り紙やちぎり絵、3歳以降はハサミの練習を兼ねた工作

でんぷんのりも使ってみましょう。

べたつく感触を嫌がるお子さんもいますので、慣れてもらって園生活に備えておきたいですね。

ハサミは最初に使う道具でもあり、お子様の掌に合ったサイズで用意しましょう。

左利きのお子さん

左利き専用もありますがハサミという道具の扱いに慣れれば右利き用でも上手く使えるようになります。

左利き用を準備できるのであれば、最初の段階から専用のものを使った方が切りやすいとは思いますが、途中で変更すると慣れるまで時間を要するようになりますのでそのあたりを検討して用意しましょう。

ちなみに、包丁だけは刃の向きが調理の出来に影響を与える料理もあるので、利き手専用にするか右手で慣れてもらった方が将来的にスムーズかと思います。

・粘土あそび

定番の油粘土だと安全面や臭いが気になるという方には、小麦または米粉を使用した粘土がDAISOやセリアなどでも売られていますのでおすすめです。

・散らからない砂

シリコン入りの散らからない砂ですが100均ショップでも売られており、別途引き出しのようなプラケースに入れて遊ぶと楽しめます。砂の量は3~5袋を目安にしていただくとよいでしょう。

・親子体操やリトミック

曲に合わせて手遊び・踊る・走る・止まるをしたり、ゴロゴロやハイハイ競争。風船を膨らまし、挟んでゴールを目指したり、新聞紙を丸めて玉入れ競争といったものも結構な運動量になります。

・おやつで数かぞえ

数の認識も少しずつ出来るようになってきますので、おやつ分けを手伝ってもらいながら0~3こくらいの数を楽しく覚えてもらいましょう。

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トイレトレーニング

2歳~3歳頃で、そろそろ排泄リズムが整ってきてるかなと感じたらトイレトレーニングを始めてみましょう。

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●トレーニングのはじめ時

入園時にはオムツがはずれていることをお願いしている園もあるようです。早い方で2歳から始めている家庭も見受けられますが、トイトレのはじめ時の目安として以下の項目があげられます。

・おしっこの間隔が2時間以上空いている

・一人で歩けて、トイレに行ける

・話が分かり、自分のことを伝えることが出来る

●お母さんの心構え

入園などの期限がついていますと焦りとストレスを感じますが、排泄は生理的なものですから個人差が大きく、トイトレを早めれば早く終わる、短期間で終了できる方法というものもありません。

でも、できるならストレスの軽減を図り、スムーズに卒業したいですよね。

みなさんはどのようにされたのでしょうか。経験されたお母さんから実情を伺ってみました。

・床がフローリングだと失敗しても掃除しやすいので、最初から下着無しでトレーニングを始めた方がスムーズにいきやすい。

・排泄しそうな様子が見受けられた時にいそいで連れていき便器での成功体験をさせてあげたり、間に合わなそうな時は浴室でしてもらった。失敗した時は、汚なくなっちゃったねといって残念な気持ちを知ってもらうようにした。

・うんちの失敗の時に、うんちくんのお家はおトイレだよ~。お家に帰してあげようねと話したらトイレでするようになった。

・恐怖感は雰囲気を変えてもぬぐえず、トイレの空間というよりも自分の対応や気迫が怖かったのかも。

・ご褒美作戦はその子によって結果が異なる。シールでうまくいく子もいれば、ラムネ菓子で成功したお子さんも。

・2時間間隔で声をかけてたら嫌がられ、つまずいた。

・比較的順調にすすんだものの、外出時には紙おむつをはかせていたら始めこそ不快感で嫌がったけど、慣れてしまって、はずすまで期間がかかった。

・はじめ時サインはクリアしていたものの、上の子でつまずいた経験があるので3歳手前で始めた。そのせいか、1か月ほどで卒業できた。

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●おねしょ対策

・寝る前の水分調整とトイレに行く、朝は決まった時間に起きてトイレに行くということを習慣化させた。

・紙おむつの方は粗相をしても快適らしく我が子には向かなかったため、トレーニング用の布パンツを使用。防水シーツは気持ち悪いと言われて使わず、汚れた布団は干すことが出来ずでランドリー費用もかさんだけれど、不快感は分かってもらえた。

・あまりにもうまくいかず、何度か怒ってしまった。小児科に相談すると膀胱の未発達を指摘され、かわいそうなことをしたと反省。

●トイトレで気を付けたいこと

スムーズにいき1カ月でおおよそ終了された方と1年かけてゆっくりとトイトレされた方と、期間にも幅がありました。なお、1年かかった方というのは、未発達が原因であることをのぞき、お母さん側の都合によってオムツ兼用であったり、中断したりなどがあったようです。

・失敗はつきもの。互いにストレスを感じるようであれば一旦リセットしましょう。

・お母さんの都合でおむつにするはNG。

・床は汚れることが前提。外出先では着替え・ウェットシート(またはタオル)が必要。

・トレーニング期間は、その子によって異なる。

・うんちはつまずきやすい。

・夏スタートがおすすめ

夏スタートのメリットは、下着を身につけなくても過ごせる暑さ、汚れてもすぐ乾く、飲料量や冷たいものを摂取しがちなので排泄の機会が多いため、サポートしやすいことにあるようです。

※トレパンでしたら5~10枚準備するとよいでしょう。

●入園まで間に合わなかった時

園側でも協力してくださいますから大丈夫です。

その旨を伝え、替えの下着類を2~3回分持たせてあげましょう。

なによりも、排泄の失敗によって自尊心が傷つけたり尾を引きずることのないようにしてあげたいですね。

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入園準備

先述しましたトイレトレーニング、のりやハサミが使えるのほかに以下のものがあります。

・名前を呼ばれた時に返事ができる、名前が言える。

・救急車、パトカー、消防車などのイラストを見て名称が言える。

・大きい小さい、高い低い、長い短いが分かる。

出来るといいね(年少でできるようになる)

・衣類や靴下の着脱をひとりで出来る

・ボタンのつけ外し

・鉛筆やお箸が使える

着脱、ボタン、お箸については入園後に練習を園側でもすることになるので上手にできなくても大丈夫ですが、こういうふうにするんだよということは知っておいた方が、クリアしやすくなりますよね。

●おうちで出来るトレーニングのコツ

・ボタンのつけ外し

なるべくならコートについているような大きいボタンから始めましょう。もしくはボタン付きのパジャマで毎日練習をするのもよいです。

指先の動きや力が足りないとうまく穴からボタンを取り出すことができないので、大きめの穴にしてあげるか、上履き入れや通園バッグに紐掛けタイプのボタンをつけてあげるのもよいでしょう。

・お箸の使い方

お箸のトレーニングの定番、指補助付きのお箸ですが、補助付き箸という道具の使い方が上手になるだけで通常のお箸になると使えないというお子さんも多く見受けられますのでおすすめできません。

煩わしさを感じるかもしれませんが、

基本は鉛筆を持つことが出来、指を上下に動かせるようになることからお箸のトレーニングは始まります。

次に、これができるようになったら、もう1本加えてお箸持ちに慣れてもらいます。

2本をしっかりと持てるようになったら、次に物を挟む感覚を掴んでもらいます。

ボトルキャップ挟み取り競争

ボトルキャップ挟み取り競争

材料
・割りばし
・洗濯はさみ
・布テープ
・ペットボトルキャップ10個位
・皿などの容器

割りばしトングを作り(またはピンセット)、キャップを挟んで容器から別の容器へ移動させるゲームです。

上手にできるようになったら、キャップの代わりにお豆を摘まんでレベルアップしましょう。

左利きのお子さんの場合には向かい合って教えると伝えやすいです。

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親として心が折れそうな時

自分のことを伝えられるようになる頃というのは言葉の理解力も増してきているので、公共の場でのルールやマナーを示しながら身につけさせるにもよいタイミングですよね。

自分でやりたがる

できなくて苛立つ

自分の物にしてしまう

など。

時にお母さんを困らせることもありますが、

あなたは本当はこうだったんだよね?と

心に寄り添うように受け入れてから注意すると子どもも落ち着いてきます。

長期戦になりそうな時は、

その場をいったん離れるなどして気持ちの切り替えを図ってみましょう。

お辛いですが、感情のコントロールを習得する機会だと捉えると、がんばれそうな気がしませんか。

電車移動や大事なお話がある時には、

あらかじめその旨を伝えて、子ども専用のリュックに絵本や小さめおもちゃ、お絵描きセット、おやつなどを本人に入れてもらいましょう。

退屈になった時にこれらを利用し、なるべくスマホ操作のないようにしたいですね。(習慣化を防ぎましょう)




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