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母子手帳と補助券、出産退院までの費用

投稿日:2018年2月4日 更新日:

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妊娠が確定しましたら、母子手帳の交付手続きを行いましょう。
母子手帳は1人につき1冊の交付となりますので、双子の場合は2冊となります。

母子手帳と補助券

母子手帳

正式名称は母子健康手帳といいます。
この手帳には妊婦の健康状態、妊娠中の経過、出産の状態、赤ちゃんの発育経過や健康診断結果、予防接種などの記録を記入していきます。

例えば、赤ちゃんが病気になった時に病院へ提出すれば診断にも役立ちますよね。

ほかにも、上記内容の目安やアンケート形式のような保護者からの記録や感想も記入出来ますので、相談内容も明確になり、各所で質問しやすくなります。 

【知っておきたい】妊娠の基礎知識。マタニティライフの始まりはこちら

母子手帳交付手続きに必要な物

・妊娠届出書
・個人番号(マイナンバー等)
・本人確認書類(運転免許証またはパスポート等)

妊娠届出書は妊娠が確定し、そのまま医療機関にて妊娠届出書をいただける場合と市区町村窓口にてお渡しになる所もあるようなので診察の際にお尋ねするとよいでしょう。

そのほか、

妊娠と診断を受けた医療機関の診察券や印鑑が必要な所もありますので、お住いの市区町村にて確認のうえ、母子手帳交付の手続きを行いましょう(双子なら2人分です)。

体調不良等によりご本人様が手続きに行くことのできない場合、代理をたてることもできますので併せて問い合わせをしてみましょう。

里帰り出産をご希望の方

現居住地と帰省地それぞれの母子保健担当へ連絡し、その旨をご相談ください。

市区町村によって異なりますが、母子手帳の交付とともに母親学級や両親学級、保健師などによる相談などのサービスや情報提供を受けることができます。

産院によっては次回持参するよう言われることもありますので早めに手続きをしておきましょう。

妊婦健診費用の補助券

母子手帳とともに妊婦健診の補助券または助成券が交付されます。
妊婦さんは定期的に妊婦健診を受けて、母体と胎児の健康状態を確認していきますが、病気ではないので費用は全額自己負担となります。

ただし、健診費用は産院や健診内容によって変動しますが、補助券の使用により一部が公費補助されますので、支払いが軽減されます。

特に、双子・三つ子~の場合ですと、リスクが高いことから妊婦健診+超音波の回数が増えますのでこうした制度はとても助かりますよね。

では、次に補助券の利用の前に妊婦健診についてみていきましょう。

一般的な妊婦健診の目安

妊娠23週までは4週間に1回
妊娠24~35週までは2週間に1回
妊娠36週~分娩までは1週間に1回
私の場合はMDで多少の体重差はみられましたが、特に問題がなく15回でした。

妊婦健診内容

一般的に、
・体重測定
・血圧測定
・尿検査
・問診(妊婦さんのお腹を触って子宮や赤ちゃんの位置を確認したり、腹囲測定などの診察も含みます)
・超音波
・保健指導
という流れで行われますが、周期および体調などによって検査項目が追加されます。血液検査,肝炎,クラミジアなどです。

補助券の内容

東京都では14回分の受診券が交付されていますが、自治体によって枚数や対象となる検査が異なりますので、ご確認ください。

補助券の使い方

個人ではどのタイミングで使用したらよいのか分からないですよね。

産院にて「次回持参または健診当日に持参しましたか?」と、使用するタイミングを教えてくださいますが、別の産院では教えてくれずに自費となったこともありましたので、妊婦健診の際には必ず持参しましょう。

また、補助券の対象となる検査には使用タイミングがありますので、あらかじめ産院にて補助券の種類や枚数を告げて確認するとよいでしょう。

補助券の使い方としては、住所・氏名・連絡先など必要事項を記入しておき、健診受付する際に合わせて提出します。

用紙の中に妊娠周期などの記入欄もありますので、分からない時には受付の方に遠慮なく尋ねてみましょう。

紛失した場合

実は、私自身の母子手帳は度重なる引っ越しの過程で紛失したようで、見せてもらったことがありません。それなのに、なぜ、他のきょうだいの分は残っているんだろうと余計なことを考えてしまいそうですが(笑) 実際、紛失する方もいらっしゃるようです。そんな時の為に覚えておいてほしいのが、再交付です。

母子手帳の再交付

母子手帳は診察や相談の際に、診断の手がかりとして大変役に立ちますので、紛失に気づいたらすぐに手続きを行いましょう。

再交付はどこでできる?
お住まいの市区町村にて「母子健康手帳再交付申請書」などの手続きや窓口を確認ください。

出産時や予防接種の記録などについて
お世話になった産院や小児科に問い合わせてみましょう。

成長記録について
保健センターなどで集団健診を行っている場合、そちらにお尋ねします。

ただし、個人情報であることや義務ではないことから、教えていただけない場合もありますので、まずは電話で問い合わせてみるとよいでしょう。

補助券の紛失

残念ながら再交付はしてもらえませんので大切に保管ください。

先日、子どもたちが授業で使うために母子手帳持参や年齢ごとの成長記録などを用意してくださいと言われました。

母子手帳を頻繁に使うのは未就園児まで、それ以降は予防接種の記録として活用する程度になるかもしれませんが、大事に保管しておきたいものですよね。

さて、ここまでみますと出産・退院するまで自費でいくらかかるのだろうと気になりますよね。
産院や個人によって料金が異なりますので、参考程度にご覧ください。

出産退院までの自己負担額

妊婦健診1回 3500円
超音波 1回 2000円
初期採血(血液型・感染症)13000円
分娩時の入院費
・経膣分娩 35万円程度
・帝王切開 30万円程度

双胎ですと、おおよそ毎回、健診+超音波ですので1回につき5500円の負担となります。
そこへ、検査や投薬などが加算され7000~8500円ということも時々あり、血液検査を含んだ日は16000円弱という時もありました。

高額になる場合には前もって教えてくださると思いますが、私自身は体調の不調による処方やMDリスクのことを思うと心配で毎回2万円位は持参していました。

退院する際の窓口支払いでは、出産一時金を利用しましたので84万円(42万×2人)を差し引き、自費5万前後だったと記憶します。

その他、生命保険に女性疾病特約をつけてありましたので、結果的には、通院費+健診+出産(帝王切開による分娩費用)+出産準備品+双子がNICUから退院に至るまでの、全ての費用を賄うことができました。

我が家では出産退院まで特に大きな問題がなかったので、2,3か月後に振り込まれた保険金によって負担を軽減することができましたが、生命保険に未加入だった場合でも1か月内の医療費負担が限度額を超えた場合には高額療養費などによって払い戻されることもありますので、ご自身やご家族(世帯で合算できます)の領収書を大切に保管くださいね。

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