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妊娠

妊娠中期 赤ちゃんの様子とコミュニケーション。体重管理や眠気などのマイナートラブル対処法

投稿日:2018年2月11日 更新日:

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妊娠中期は妊娠5~7か月、週数ですと16~27週の期間をいいます。この頃になると、つわりが落ち着いてきて食欲もお腹周りも妊婦さんらしくなってきますので、体重管理を心掛けましょう。

また、胎動も感じとれるようになるので、この時期ならではのコミュニケーションの図り方も紹介します。

赤ちゃんの成長

イメージ画像

おおよその目安
身長25~35㎝、体重300g~1㎏
身体全体に脂肪がつき始め、産毛や爪の形成、目鼻口などもはっきりとしてきて、まばたきが出来るようになります。

また、羊水を飲んでおしっこをするといった排泄機能も発達して、エコーでは性別が判明したり、しゃっくりや指しゃぶりをしているなど思いがけない姿を見ることもあるようです。

24w頃、聴覚は完成に近づき、視覚は音や明暗(光)を捉えることができるようになります。

我が家の一卵性双子の様子
6か月では目安の最低ラインにも入りませんでしたが、7か月目で300gを超え。小さめですが特に問題はなく成長し、21週で性別も判明しました。

胎動は20週あたりから感じ始め、成長とともに窮屈ゆえの不満あるいは性格の違いなのか胎動も興味深いものがありました。

次の画像は双子のものです↓

ママの様子

赤ちゃんの成長やお腹のふくらみとともにマイナートラブルもみられます。週数など具体的に分かりやすい様、当時のことを載せますのでご参照ください。

16wお腹が出てきて衣類のサイズが合わなくなってきた。くしゃみや急に立つと尿漏れがたまにある。
20w ポコポコとお腹の内側が動く、胎動らしきものをはっきりと感じる。
21w 赤ちゃんの性別判明。2週間で3㎏も太ってしまったので体重増加に注意。
22w 便秘気味。1週間で体重1㎏増。つわりの時と同じように強い眠気あり。
23~24w こむらがえりが起こるようになった。
ほかにも、つわり再び?気持ちが悪く、胃は圧迫感がある。食事は酸味のあるものがおいしい。
25w 双子のうちの活発な方は足の動きが明確に感じとれる。
27w 身体が重く、何をするにも億劫で動きたくない。健診にて双子赤ちゃんの体重差が開き始めたため要経過。

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妊娠中期は太りやすい? なぜ体重管理が必要なの?

つわりが落ち着いてくると味覚が戻り、強い空腹感も伴って食事の摂取量も増します。一方で、中期半より赤ちゃんの成長に伴って胃への圧迫感が増すため、摂取量が減ってきます。

食事の面で難しい時期ではありますが、急激な体重増加は妊娠線やマイナートラブルの増長になりやすく、産後の回復や授乳などを検討しましても、このタイミングでカロリー及び体重をコントロールしながらバランスの良い食事を心掛けることが大切になってきます。

双子妊娠をされている方は、急激な体重増加は避けたいものの、中期半ばから1か月で2.5㎏増を目安にされるとよいそうです。

太りやすい原因

つわりが落ち着いてきて食欲が戻り、次第に旺盛になるためのほか、次の要因もあるようです。

ホルモン作用によるもの

これまでエネルギー源としていた糖質は、胎盤から分泌されるホルモン作用によって赤ちゃんへ優先的に供給するようになります。すると、母体はエネルギー不足になってしまうので、主なエネルギー源を脂肪に代え、皮下脂肪を蓄えようとします。また、皮下脂肪にはお腹の赤ちゃんを衝撃から守る・子宮保温・産後の授乳に必要なエネルギー源としての貯蓄を担う面も持ち合わせているため、必然的に太りやすいです。

カロリー摂取過多によるもの

チョコレートやキャンディーなどの甘い物が食べたくなりますが、これらに含まれる二糖類は血糖を急激に上昇・下降させる性質があるため、即座に満足感は得られてもまた欲しくなり、カロリー摂取過多になります。

心理的要因によるもの

妊娠中は体の変化とともに、マイナートラブル・妊婦健診の結果・職場復帰や育児・協力者の有無・経済的な面などの生活全般に及ぶ不安やストレスを抱えることもあります。孤独感の強い人ほど過食や偏食といった食生活になりやすいかもしれません。

しかし、体重増加には、お腹の赤ちゃんの成長や赤ちゃんが育つために重要な役割をしている羊水や胎盤、母体の血液および水分も増えていくため、一概に食事による肥満とは言えません。よって、体重増加の善し悪しは妊婦健診の結果によって判断されますが、尿糖がみられた場合にはカロリー制限などの指導が入ります。

体重管理が必要な理由

大幅な体重増加がみられますと、糖尿病の恐れ・妊娠線や静脈瘤になりやすい・腰痛・合併症や難産になる(陣痛を弱めたり、産道が狭くて赤ちゃんが出てくる時に苦しい)割合が増える等、トラブルを起こしやすくなります。

予防対策

母親学級などに参加

悩みや不安を共有したり、そこで知り合ったママ友とランチをしますと食事の面でも励みになります。なかにはママ友ランチで好きなものを遠慮なく食べると決めて、普段は脂質・糖質を抑えているという方もいらっしゃいました。ほかにもマタニティ関連イベントもあるかと思います。外出を増やすことで気が紛れるだけでなく適度な運動にもなりますので、無理をしない範囲で参加してみてはいかがでしょうか。

甘い物が欲しい時

おにぎりなどの多糖類を選んで食べるようにして、それでも食べたい時にチョコなどのおやつを味わうようにすると、少量でも満足しますので、赤ちゃんとご自身の産後体型の回復の為にも食生活をコントロールしていきましょう。

適度な運動

一度に運動しますと体調不良やお腹の張りなどに繋がりますので、20分×3回を目安に心掛けましょう。お買い物で1回、お散歩で1回、その他外出で1回と考えるとクリアしやすいですね。

参考記事 【じっくり選びたい!】出産準備とベビー用品

その他のマイナートラブル

腰痛

胸やお腹がサイズアップすると同時に姿勢も反り気味のため、腰痛も起こりやすくなります。

自治体や産院の母親学級などでマタニティヨガが行われることもあります。

腰痛に効くストレッチなども教えていただけますので参加してみましょう。

尿漏れ

赤ちゃんが育つとともに膀胱も圧迫されてしまうので人によっては頻尿や尿漏れも起こります。

対策としては、1日に10回程度、お尻に力を入れて肛門を引き上げるトレーニングを行うと良いそうです。

こむらがえりと浮腫み

お腹が大きくなるとともに足への負担も重く疲れが残りやすくなります。また、静脈を圧迫するなどにより血流も悪いので、こむらがえりのほか浮腫みやすい状態にあります。

着圧ソックスの利用やマッサージをして、こむらがえりの一因である足の疲れを軽減させましょう。

栄養面では、不足しがちなミネラルやビタミンB₁を取り入れましょう。

ミネラルは乳製品などのカルシウムや大豆・豆製品といったマグネシウムを含む食品、ビタミンB₁は豚肉に多く含まれています。

眠気

妊娠に伴って眠気作用のあるホルモンが多く分泌されるため、日中でも眠気が起きる一因といわれています。

また、月経前の頭痛、だるさ、浮腫み、便秘といった症状もこのホルモンの影響とされていて、妊娠中にも同じようなトラブルが起こる方もいらっしゃるようです。

対策としては、妊娠を維持し赤ちゃんの成長を遂げるために必要なホルモンによる症状ですので、我慢せずに寝るのが一番です。

仕事などに支障がある場合には、軽いストレッチで体を動かす、換気で外気に触れる、休憩時間に少し寝てガムを噛んでから仕事に戻ると少しは気が紛れるのではないでしょうか。

さて、

赤ちゃんの動きが感じ取れるようになりましたら、この時期ならではの楽しいコミュニケーションの図り方があります。

腹痛とお腹の張り

この時期に腹痛が起こると切迫流産や切迫早産の兆候かもと不安になりますよね。

その腹痛はお腹の張りといわれるものかもしれません。

お腹の張りとは?

板のようにカチカチと硬い

お腹の中央に赤ちゃんが寄ってくる感じで盛り上がり、ぎゅーっとなる

痛みが続いたり、ひきつりに波がある(短時間)

普段は柔らかいのに腹部の一部が硬くなり、少し経つともとに戻るのが問題のないお腹の張りといわれています。

原因は、ストレス、疲労、冷え、便秘などがあり、安静にすると落ち着いてきます。

このほか下痢や便秘による腹痛もありますが、心配な時には診察してもらいましょう。

注意したい腹痛

出血がある

これまでにない激しい痛み

30分ほど安静にしていても痛い

痛みがお腹全体的に、規則的に起こる

このような症状の場合には、必ず医師に相談、診察してください。

赤ちゃんとコミュニケーション キックゲーム

お腹にいる赤ちゃんが蹴ったらママもお腹をポンポンと軽く押したり叩いたりする遊びです。

その逆でも構いません。ママから押してみて、赤ちゃんが反応する、そして再びママが押し返すようにしてみても楽しいです。

強く押しすぎると赤ちゃんへの影響も懸念されますから、お腹の張り(足がつる瞬間のような硬直らしいもの)を感じるようでしたら止めて、落ち着いた頃にトライしてみるといいですね。

筆者の場合ですと10時または14時位が反応がよかったです。

ひとりはお腹の中は限られた空間だというのに遠慮なく活発に動くので、どんな時でもそこに一転集中してしまうような存在感の大きい子でした。奥の方にいるもう一人の子は、控えめに蹴り返すという明らかな違いを感じました。

後期に入ってある時、お腹からかかと?のようなものが胸下をなぞるようにかけめぐりまして、それが最後の激しい胎動だったような気がします。

明らかな違いのある胎動は、ほかの双子ママには感じられなかったようなので、もし違いを感じられたなら、うちの子は性格も違うのね程度に、楽しんでいただければと思います。

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