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【体験談】陣痛の兆候・前触れ・目安・様子|出産と出生届

投稿日:2018年2月15日 更新日:

【体験談】陣痛の兆候・前触れ・目安・様子|出産と出生届

母親学級などで知り合ったママさんの出産のお話を聞きますと、まさに千差万別。一人として同じということはありませんでした。私自身は一卵性の双子でしたので帝王切開による出産をしましたが、単胎で自然分娩をされたママさんの話や出産に立ち合ったことも踏まえ、それぞれがどのような様子で出産を迎え、産後もどうだったのかをお伝えできればと思います。

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その前に…基礎知識

妊娠37~41週6日までを正期産といい、赤ちゃんの各機能が十分に育ち、いつ生まれてもおかしくない状態にあります。(臨月とは、36~39週6日までを指し、42週以降を過産期といいます。) あらかじめ出産に至るまでの兆候などを知っておくと心構えができ、落ち着いて次にとるべき行動へ移ることが出来ますのでおさらいしましょう。

①出産間近の目安

・頻尿や残尿感
・お腹が下がり、胃への圧迫感や不快感が軽減されて楽になります。
・腰や足の付け根が痛くなり、歩けないこともあります。

②陣痛兆候

・おしるし
子宮口が開き始まると、卵膜が子宮からはがれて、少しずつ血液とおりものが混ざって出てきます。量や色、おりものの状態は個人差があり、気づかない方もいるようです。

※破水
多くの方は本陣痛の活動期に起こりますが、陣痛が来る前に破水する方もいます。これは、赤ちゃんを包む卵膜が破れて羊水が流れ出たことを意味しますので感染症を防ぐためにも必ず産院などへ連絡し、診察してもらいましょう。破水の量やにおいなどは個人差があり、少量だったために尿漏れ?と思うこともあります。不確かな場合は産院などへ問合せてみましょう。

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③陣痛の種類と様子

3‐1前駆陣痛
お腹の張りを感じたり、生理痛のようなものや下腹部に痛みがみられます。陣痛との違い は、痛みに山があって次の痛みまでの間隔が不規則であることがポイントです。

痛みはあるものの次に備えて、睡眠・食事をとり、出産入院準備品などを目につく所へ出しておきましょう。

3‐2本陣痛
子宮口が広がり、子宮収縮も強くなるため、下腹部痛から腰全体へ激しい痛みを感じ始めます。痛みがあってから次の痛みがくるまでの間隔をその都度メモしておき、1時間に6回起こるようになりましたら産院へ連絡を入れましょう。

3‐2‐1開口期(潜伏期)
陣痛間隔は5~10分
痛む時間は30~40秒
初産ですと、8~10時間位続くといわれていますが、次の段階まで早い人もいれば1日かかる方もいます。次の痛みまでの間隔が10分位になりましたら、産院へ連絡をし、指示をもらいましょう。

以前、間隔が5分というところで連絡を入れた方がいました。自宅から産院までの距離・時間を考えると来院しての出産は間に合わないだろうということで、救急車を手配しましたが、緊急性を要するので助産師さんもかなり心配されていました。陣痛が始まりましたら費用などを考えず、余裕ある行動をとるようにしましょう。

3‐2‐2開口期(活動期)
赤ちゃんが下降し始め下腹部と腰痛がより強くなります。こうした刺激によって体全体に力が入り、いきみがちですが、産道が傷ついたり赤ちゃんへの悪影響も及ぼし兼ねません。呼吸を整えて、子宮が全開になるまでを乗り切りましょう。治まったら水分補給などして休みましょう。

陣痛間隔は3~5分
痛む時間は1分位
初産ですと、10~12時間位続き、この間に破水の起こる方が多いです。
呼吸法は、鼻で大きく息を吸って口で吐ききると自然とまた鼻呼吸になり、ここに集中させることで幾分紛れると思います。

3‐3娩出期
子宮全開になり、いよいよ赤ちゃんが誕生します。
出産(娩出)に伴って、下腹部痛・腰痛・産道にズキズキとした痛みがあります。

陣痛間隔1~2分
痛む時間は60~90秒
初産ですと1~2時間続き、出産です。
助産師さんからいきみやすいコツやタイミングを教えてくださいますので、呼吸を整え、指示に従っていきみます。赤ちゃんの頭が見え隠れする状態から、やがて赤ちゃんの頭が見えたままになり、そして誕生となりますが、場合によっては切開や吸引分娩が行われます。

④後産期

赤ちゃんが誕生してからおおよそ15分以降に、胎盤を排出するための軽い子宮収縮が起こり、再び痛みを感じます。これを後期陣痛といいます。通常ですと産後2~3日続き、中には1週間続く方もいるようです。

出産されましたら、出血量が落ち着くまで分娩室で安静にします。この間、誕生した赤ちゃんの計測やカンガルーケアなどをして、過ごすこととなります。

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出産されたママさんのお話

Aさん
単胎・初産でしたが、出産経験談を身近な方から聞いていたようで、陣痛間隔を冷静に把握し、飲酒している旦那の代わりにタクシーを呼んで1人で病院へ向かいました。10分位の間隔で痛みがあり、立ち止まって、痛みが落ち着いたら歩いての繰り返しで陣痛室に入りました。

旦那さんは・・・遅れて来院。とにかく腰痛が酷いAさんをさすってくれたものの部位や力加減が違い
「ちがう~そうじゃない~~。」
出産までの7時間、マイペースでもある旦那さんは全くお役に立てなかったようです。
産後はいきんでできた傷口が痛み、トイレや座ることも辛かったようですが3日目には退院となりました。

Bさん
双胎・初産。予定日になっても気配がなく階段の昇り降りを含めた院内の隅々まで歩く運動を行いましたが気配がなく、バルーンという医療器具を入れて子宮口を開く誘発などを行いました。自然分娩を強く希望していましたのでギリギリまで努力しましたが、最終的に帝王切開となり、大きめの双子ちゃんとともに無事退院しました。

Cさん
単胎・初産。出産2日前から何だかお腹が時々痛み、翌日にはより強く、もう我慢するにも辛いということで受診するも、子宮口の開き具合や痛みの間隔が長いということで自宅で様子をみるように言われました。しかし、夜には益々強い痛みとなり受診。旦那が出張していましたので、私が同行することになりました。まだ、子宮口の開きが少なかったので促進剤を投与のち、陣痛室で一夜を過ごすことになりました。

陣痛は、息もできないような激しい痛みのようで、治まれば会話もできるのですが力ない声でした。Cさんもやはり腰痛が酷く、さすってあげましたが助産師さんとは違い、かといって確認すればするほど負担にもなりますから、結局、その点はお役に立てませんでした。
定期的に助産師さんも見回りにきて様子を見てくださいますので、水分補給や空調などの必要最低減の会話にとどめ、Cさんの余分な体力を使わないようにだけはしました。

朝方、陣痛間隔が短いというよりも痛みが続いてるように見え、破水したので主治医が来て確認します。
赤ちゃんの頭が見え始めたので手術室で待機し、分娩室へ再度歩いて移動しました。
旦那さんも到着し、うちわ(暑い時に扇ぐため)とミネラルウォーターを持って立合います。
助産師さんの場を和ませるようなトークと指導によって分娩が進みますが、なかなか出てこれず、赤ちゃんの頭を吸引して出してあげ、再びいきみました。
なんとなく、これまでと違っていきみもスムーズで長かったように感じました。
そして誕生。
赤ちゃんの臍帯処置やお手入れなどをしてご対面です。しばらく抱っこして過ごし、Cさんは個室へ移動となりました。分娩室へ入ってから2時間位経ちました。

産後回復は良好で、5日目に退院となりました。

帝王切開の様子
多胎妊娠の場合、膜性や母子の状態によって出産方法も変わってきますが、ここでは帝王切開による予定出産をした様子を一例としてあげます。産後(術後)においても個人差が大きいので、あくまで参考程度に読んでいただければと思います。

35週目
病院でこれまでの経緯と帝王切開手術による出産について説明を受けました。
●一絨毛膜二羊膜双胎によるリスクが高いため健診周期を短くして行われてきたこと
●自然分娩によって2人目出産にかかる時間がリスクを高めることから帝王切開を行い、1人目誕生から1~3分以内に2人目を取り出すこと
●その他、切開や未熟児の場合の詳細を教えていただきました。

36週目
左下腹部が痛く、同時に気分も悪くなる。膀胱への圧迫感も増し、通院するも問題なしでした。翌日、診察・エコー・尿検査・採血・心電図・レントゲン撮影といった健診により入院日が決定。帰宅後、生理の終りかけのようなおりものがティッシュで拭く度にあり、問合せすると、お腹の張りが続くようなら来院するように言われて様子見。

2日後、管理入院。
病院へは電車と徒歩で40分位かかっていましたが、1歩1歩に時間がかかり、少し歩いては休むの繰り返しで遠くに感じました。
診察・お腹の張りや赤ちゃんの心音を確認するモニター・血圧など測定し、そのまま集中治療室に入院。安静第一なので、ここからは外出禁止・身内以外との面会禁止となり、CD・雑誌などでベッド時間を過ごします。

管理入院2日目
院内の母親学級で知合ったママ友が立て続けに出産しているので、何とか面会許可をいただき、出産前後の様子を聞いて心構えをしました。

管理入院3日目
出産前日です。
体温・血圧・脈・血液検査・モニター・麻酔のお話・剃毛
夕食後から絶食、深夜0時からは飲み物も断ちます。
意外と検診で忙しいですが、緊張感が高まり、リラックスすることに集中します。就寝前にキックゲームでお腹の中の赤ちゃんと最後のコミュニケーションをはかってみますが静かでした。

当日
早朝より血管確保→検温、手術着に着替える、尿管を通す→心音→麻酔の効きをよくするための投薬→ベッドのまま手術室へ移動

いよいよ手術です。

主治医から簡単な説明と担当する方々の紹介があり、脊椎(腰椎)麻酔を打たれます。
お腹が出ていますのでなかなかできませんが、へそを見るようにして背中を丸め、麻酔を打ちます。

確認しながら麻酔注射を進めるのですが、右足が痛み出したのですぐに伝え、入れ直します。

しばらくして、下半身が痺れたようになり、麻酔の効き具合を確認されました。
「では始めます。よろしくお願いします。」
と主治医が言ったような気がします。
お腹に熱いしびれのような一線を感じました。切開ですね。
そこからは全く間隔が無く、時々、麻酔科医さんが話しかけてリラックスさせてくれます。間もなく第一子が誕生、1分後には、第二子が誕生しました。
ぼんやりとしたなかでのご対面。束の間でしたが手を握ることもできました。
手術による出血も、自己血による輸血で済みました。

最後に閉腹(縫合)をします。

気分が悪くなり何度か嘔吐しましたが、絶飲食なので出ませんでした。
落ち着いてから退室となるのですが、待機室では身内と次の方に歓迎されながら私は部屋へ戻り、わが子は2000g未満でしたのでNICU(新生児の集中治療室)の保育器に入りました。旦那と赤ちゃんとのご対面も写真を1枚撮る程度で終わりました。

当日の夜
具合が悪く会話も辛くなってきました。もともと低血圧なのですが、計測ごとに血圧があがっていきます。また、背中が痛くて確認してもらうと多めの出血があったことから、背中の麻酔を外して点滴に変えてもらい、落ち着いてきました。

その他、帝王切開による出産ですと子宮回復が遅いので、子宮収縮を促すために胸下から下部まで手で圧をかけいく処置とエコノミー症候群を防ぐためのマッサージ器のようなものを装着します。

産後1日目
朝、ベッドからの起き上がるコツと練習(横向きになって、腕を使いながら上半身を少しずつ起こす)
次に、立って足踏みの練習。
尿意を感じた時に尿管を外されて、トイレ歩行。
クリアできると集中治療室から相部屋へ移動になり、我が子のいるNICU(新生児周流治療室)まで点滴を杖代わりに歩行。手洗い・着替え・消毒のちにご対面。保育器の中に手を入れて触れることもできました。

2日目
母乳開始。3時間おきに搾乳。
夕方から発熱により採血(血液検査)・抗生剤の点滴と解熱剤を服用。

3日目
抜鈎
発熱のため、感染しやすい赤ちゃんとの面会はなし
胸の張りも感じられ、搾乳は左右1回5分×2クール。母乳は30㏄とれました。

4日目
熱が下がる。検査結果により、母乳関係による発熱だろうと診断。
搾乳40㏄

5日目
おむつ替えとミルクによる授乳とげっぷの練習(保育器に入っていることと母乳が足りないため)

6日目
抜糸
搾乳60㏄

7日目
自身の退院診察と退院指導
母乳による授乳の練習

8日目
退院
NICUにいる赤ちゃんへ最後の母乳パックを届け、費用を支払い後、退院。
通常ですと、お支払い後に赤ちゃんのお迎えをして退院します。

13日目
自宅で前触れなく出血。コップ1杯位の量かつ褐色がかったもので、思った以上の出血だったため診察をしてもらい、それが悪露と分かりました。

出産はそれぞれ
先述しましたが、出産や出産前後の様子は人それぞれで2度目以降の出産についてもよく言われているようなスムーズ、にはならないこともあります。前回よりも痛みの酷かった人や赤ちゃんの首に臍帯が絡んで困難だった人もいます。また、出産までの時間が短くなった方やコツをつかんでスムーズにされる方もいらっしゃいます。出産は、その都度によっても様子が違いますから、まさにかけがえのない体験といえますね。

次に
赤ちゃんが生まれたら、出生届を出しましょう。

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出生届

準備するもの

・母子手帳
・出生届書
(用紙の右側が出生証明書となっています)
・届出人の印鑑と身分証明書

出産日を含めた14日以内に市区町村役所へ提出し、受理してもらいます。

各役所によっては夜間休日受付窓口もありますが、14日目が閉庁日の場合には、その翌日の受付処理ということもありますので確認しましょう。また、記載内容の不備があってスムーズにいかなかった場合を考えると、13日目までに手続きを済ませておきたいですね。

なお、届出は代理人でも行うことが出来ますが、不備訂正は、赤ちゃんの親である出産されたママさんまたは旦那さんでしか行うことができませんので、あらかじめ検討されるとよいでしょう。

〇国外で出生した方

出生届の提出期限が3か月以内となっておりますが、同時に国籍留保届も提出して日本国籍を取得しましょう。期限を過ぎますと日本国籍を失う場合があります。

〇赤ちゃんの名前が決まらない時

出生届の提出期限内に赤ちゃんの名前が決まらなかった場合、名前欄を空欄にした出届書と追完届を提出します。ただし、戸籍にはそうした過程が残ってしまいます。

〇出生届の提出期限が過ぎてしまった場合

出生届書とともに戸籍届出期間経過通知書に理由を記入して提出しましょう。場合によっては罰金の支払いが発生しますのでご注意ください。

〇児童手当・乳児医療証・国民健康保険の申請

市区町村の役所で出生届書の申請とともに児童手当の申請や乳児医療証、国民健康保険の加入手続きも、受付時間内(夜間休日を除く)であれば同時に行えます。

※児童手当
0~3歳未満ですと1人につき月額1万5千円、3歳~小学卒までが1万円(第3子以降は1万5千)、中学生では1万円が支給されます。ただし所得制限があり、限度額を超えた場合には月額5千円の支給となります。詳細は市区町村にてご確認ください。
※乳児医療証
各自治体によって内容が異なりますが、例えば中学生までは診察・薬代が無料または定額になる医療費助成があり、病院へかかる時に保険証とこの乳児医療証を提示します。

旦那によると出生届は緊張するらしいので(笑)事前に記入内容など確認し、準備しておくとよいでしょう。

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