双子女子とこそだて

妊娠

妊娠中のレジャーの楽しみ方 パーク・旅行・交通手段など

投稿日:2018年2月12日 更新日:

スポンサーリンク

つわりも落ち着いてきて活動範囲も広がる中期以降、産後生活を想像するゆとりも出てきて旅行やレジャーを今のうちに楽しんでおきたいという気持ちも強くなってくるかと思います。リスクを抑えて楽しみたい方に、お出掛け前に注意しておきたいこと、交通手段などをまとめました。

お出掛けのポイント

旅行やテーマパークを楽しみたいなら安定期に入ってからとよく言われますよね。

この頃には胎盤が完成しますので流産の可能性もぐっと低くなります。

ママも身体的・精神的にも楽になりますので、母子ともに安定したマタニティライフを過ごせることが所以のようです。

ただ、赤ちゃんの成長準備および成長過程でもありますので、リスクを減らして楽しめるような予定を立てましょう。

お出掛けの前に

食生活面では、貧血、高血圧、糖尿病になりやすいので、外食による塩分や糖類などの摂取量を控えましょう。

体力面では、気持ちとは裏腹に疲れやすく、体調も急変しやすいです。

無理をしますと切迫早産の恐れもありますので、こまめに休憩し、少しの異変にも注意しましょう。

お出掛けの際の持ち物

万一に備え、母子手帳と水分補給となる飲料を必ず持ちましょう。

おすすめグッズは、むくみ防止の着圧ソックスとクッション代わりにもなる携帯用ネックピロー(空気を入れて膨らませるタイプ)です。

お出掛けの場所

蚊を媒体としたデング熱、インフルエンザなどの流行によっては避けるべき場所というものがありますが、基本的には、人の多い場所は避けるようにしましょう。病気をもらいやすいだけでなく、思いもよらない衝突や転倒しやすい環境でもあります。

そういった面から安心できるのは、

水族館,美術館,観劇や映画館,自然公園,庭園,カフェなどのゆったり過ごせる場所になるかと思いますが、テーマパークも魅力的ですよね。

テーマパークでの楽しみ方

1.温差の激しい真夏日や真冬日を避け、来園者数の少ない平日を選ぶようにしましょう。
2.医師に相談し、許可をいただきましょう。
3.休憩スポットや利用できるアトラクションを確認しましょう。
4.保険証や母子手帳などの事前準備をして出掛けましょう。
5.着圧ソックスを着用するとむくみが軽減されます。

東京ディズニーランド(TDL)・ディズニーシー(TDS)

「ゲストアシスタントカード」はご存知ですか?病気や負傷、障害などによって何らかのお手伝いを必要とされる方に発行されるカードですが、妊娠されている方も発行していただけます。

サポート内容

混雑状態やアトラクションによっては

・待ち時間を他の場所で待機することができる

・通常の通路歩行が困難あるいは危険な場合には別通路でのご案内

など、その人によって異なります。

来園1か月前より電話による事前申し込みが可能で、当日の手続き時間を短縮できます。

もちろん、

当日でもメインストリートハウス(TDL)やゲストリレーション(TDS),各アトラクションなどにて手続きし、発行してもらうことも出来ますが、スムーズなのはメインストリートハウスまたはゲストリレーションです

確認事項

妊娠しているのでゲストアシスタントカードを発行してもらいたい旨を伝えますと、下記内容について確認されます。

・いつ、TDLかTDSのどちらを、何名で利用するのか。(本人を含め4名迄申し込めます)
・どのようなサポートを必要としているのか。

事前予約の担当者さんによって対応も異なり、妊娠によってどのようなサポートが必要なのか詳細を聞かれることもありました。妊婦さんですと、待ち時間を別の場所で待機するサポートが大半だと思います。

そのほか、カードの本来の目的や妊婦さんが利用できるアトラクション,救護室の場所,来園時の混雑予報などとても丁寧に教えていただきました。

最後に質問も受け付けておりますので、妊婦でも利用できるアトラクションやパレード、ショーについてなど気になることは尋ねてみましょう。事前予約にて、必要であればマップや各アトラクションについての詳細が載ったインフォメーションブックを郵送していただけます。

注意など

・事前予約された方は、来園時にメインストリートハウス(TDL)やゲストリレーション(TDS)にて手続きを行い、カードを発行してもらいます。

・当日は必要とされる全員のパークチケットが必要です。
・このカードは妊婦を限定としたサポートや優先、特典を受けるものではありません。

・ビッグバンドビートでは、代表者1名でいいので待機列に並んでくださいと言われたことがありますので、すべてにおいて別場所での待機サポートを受けることができるわけではありません。

・ショーなどの鑑賞席によっては大音量ですので、お腹の赤ちゃんへの影響を心配されるようでしたら、スピーカー前は避けたい旨をキャストへ申し出ましょう。

・キャラクターグリーティング施設(屋内のみ)においてもこのカードを利用することができます。

北海道から沖縄まで、とっておきのワクワクを見つけよう♪ 日本全国のレジャー施設はこちらでご紹介してます。

ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)

「ゲストサポートパス」

TDL同様に、妊婦さんが利用できるアトラクションは限られていますが、このパスを利用すると待ち時間をパーク内の好きな場所で過ごすことができます。

対象
アトラクションの待ち列に長時間並ぶことが困難な本人を含むグループの方

発行場所と仕方
ゲストサービスまたは各アトラクション入口

必要とされる全員が揃って当日のパスを提示し、申請をしますと発行されます。
※人数制限についてですが、明示されていませんのでお問い合わせください。

注意など

・アトラクションの入場時間を予約するもので優先ではありません。
・ウォーターパレードやハロウィンホラーナイトなどのイベントでは人が多く、妊婦さんには危険ですので避けたいところです。時間帯を把握して行動しましょう。

TDL(S),USJともにチケット代が4歳未満でしたら無料ですし、乳幼児までの必需品(紙おむつ,ベビーカー,離乳食,ミルク用のお湯など)や授乳室を備えたベビールームがありますので、出産後のレジャーデビューとして選択することも素敵だと思います。くれぐれも無理をせずに楽しんでください。

スポンサーリンク

長崎ハウステンボス

TDLの約3倍の面積とお花やヨーロッパの街並み、イルミネーション夜景が魅力のパークです。

アトラクションもありますのでお子様連れでも楽しめますが、妊婦さんの利用できるものが少なく、どちらかというと3世代で適度な運動やゆったりと過ごすには良い雰囲気です。

移動にはバスやゴンドラなどがありますが、パスポート対象とそうでないもの(有料)とありますので、HPにて確認してください。

レゴランド

小6までのお子様がいらっしゃる方に楽しめるパークです。

妊婦さんが利用できるアトラクションは
・レゴファクトリーツアー(レゴができるまでの見学)
・レゴニンジャゴーライブ(ライブショー)
・ビルドアンドテスト(レゴで車や魚を作る)
・ミニランド(レゴで再現した街並みを楽しむ)

パパまたは付き添いの方がいらっしゃるとお子様も満喫できると思います。

ムーミンバレーパーク

自然に囲まれた中でムーミンの世界観が満喫できます。

一部を除いて鑑賞型アトラクションや常設・企画展、カフェ・レストラン・ショッピング、宮沢湖畔も散策できるので、ゆったりと楽しむことができます。

再入場ができるので混雑時はメッツァビレッジで食事をすることも可能です。ワークショップも開催されていますのでHPで確認してみましょう。

関連記事:ムーミンバレーパークは妊婦さんお子様連れにもおすすめ。雨の日も楽しめます。

スポンサーリンク

交通手段

身近な所への移動手段といいますと、自転車や自動車ではないでしょうか。また、レジャープランとともに電車や飛行機などの利用もあるかと思います。注意事項などをまとめましたので合わせてご検討ください。

自転車

こぐ度に足がお腹にあたったり、何もない所でもバランスを崩すことがあります。大事に至らなくても、不必要な刺激がお腹の張りに繋がらなくてよかった、転倒や事故にならなくてよかったと思うこともありますから、十分に気をつけたいものです。

自動車

交通機関とは違い、プライベートな空間でもありますから、遠出するにも気が楽ですよね。安定期ということもあって油断しがちですが、以下のことに注意しましょう。

・長時間の乗車によりエコノミー症候群になりやすいので1~2時間おきに休憩を取り、トイレや水分補給などで少しでも動くようにしましょう。
・運転する場合、リクライニングシートを調整してハンドルとお腹との距離を通常よりもゆとりをもつようにしましょう。
・安定期とはいえ、疲れやすく注意力も散漫になりやすいので、同乗者に運転を代わってもらう、後部席にクッションやブランケットなどを用意しておくとよいです。

妊婦さんのシートベルト着用について

かつて免除されることだけが独り歩きしていましたが、交通事故における母・胎児の障害が軽減されることから、現在は推奨されています。

正しく装着しますとお腹への圧迫感もありませんし、シートベルトを装着することは運転手への配慮にも繋がりますよね。母子手帳や警視庁のHPに記載されていますので、ご確認ください。

それでも尚、圧迫感のある時には、シートベルトを少し緩めた長さで固定できるクリップがカーショップなどで売られていますので利用するとよいでしょう。

ただし、シートベルト着用が療養上または健康保持上適切でない場合には免除されますので、主治医に確認ください。

警視庁HP https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/seatbelt.html

電車

妊婦さんの普段の電車利用は、心無い言葉に嫌な思いをされることもあるかと思います。
マタニティマークの効果もさることながら、明らかな妊婦さんにでさえ気づかないのか席を譲らない方もいらっしゃいます。地域色があるかもしれませんが、通勤ピーク時に乗るのは身動きでさえ取れないので危険レベルですし、通勤時間にさしかかる頃や土日は乗客もほどほど多いので、周囲の方の配慮も少ないように感じました。
お出掛けの際は、指定席を確保するか混雑時間を避ける、あるいは旦那さんやお連れの方に協力していただくとよいでしょう。

飛行機

海外旅行については賛否両論ありますが、下記リスクが考えられます。

・機内での体調変化に伴う処置やエコノミー症候群にかかりやすい
・国内とは医療設備や制度が違い、使用する薬品や治療をめぐっての意思疎通が難しい
・感染症などは重症化しやすい

特に、多胎妊娠はリスクが高いので更にリスクを担うような旅行は大変危険ですので個人的にはおすすめできません。
ただし、やむを得ない理由や里帰り出産予定の方は主治医にお尋ねした上で判断されるのもよろしいかと思います。

ANA
 国内線
出産予定日を含め8~28日以内の搭乗には診断書の提出が必要とされています。
出産予定日を含め7日以内の搭乗には診断書の提出と医師の同伴が必要です。
なお、診断書は搭乗日を含めた7日以内のものです。

出産予定日を含め28日以内の方が同伴できる幼児(搭乗日の年齢が生後8日~3歳未満)は1名で、2歳未満の場合はチャイルドシート持参の上、座席に1人で座れることを要します。航空券も必要です。 ただし、体重が10㎏までの赤ちゃんの場合は、事前予約の上、ベビーベッドを利用できる場合もありますので、予約の際に問合せしてみましょう。

ANA国内線
https://www.ana.co.jp/serviceinfo/domestic/support/family/

国際線
出産予定日を含め15~28日以内の搭乗には診断書の提出が必要です。
出産予定日を含め14日以内の搭乗には診断書の提出と医師の同伴が必要です。
なお、診断書は搭乗日を含めた7日以内のものです。
出産予定日を含め28日以内の方が同伴できる幼児(搭乗日の年齢が生後8日~2歳未満)は1名で、チャイルドシート持参の上、座席に1人で座れることを要します。航空券も必要です。ベビーベッドも事前予約の上、利用できる場合があります。
ANA国際線
https://www.ana.co.jp/serviceinfo/international/support/family/maternity.html

JAL
国内線
妊婦さんの搭乗にはANAと同様の手続きが必要です。
同伴される幼児についてもANA国内線と同様の条件がありますが、事前予約の上、チャイルドシートを無料でお借りすることが出来ます。ベビーベッドの利用はできません。
JAL国内線
https://www.jal.co.jp/dom/support/smilesupport/baby.html

国際線
妊婦さんや同伴される幼児についても、ANA国際線同様の条件・手続きが必要です。
10.5㎏の2歳未満の赤ちゃんには、事前予約の上、ベビーベッドの貸し出しがあります。
JAL国際線
https://www.jal.co.jp/inter/support/child/

LCC(格安航空)
Peach
出産予定日を含めた28日以内の方は、搭乗日の7日以内に発行された診断書をFAXにて送付し、コールセンターより確認の電話がきますので、手続きして下さい。なお、出産予定日を含めて14日以内の方は、診断書送付に加えて医師の同伴を要します。
ピーチ
https://www.flypeach.com/pc/jp/lm/ai/airports/special_support/pregnant

AirAsia
アメリカ発着以外のフライトについて、妊娠27週以内の方はチェック時にAirAsiaの声明文に署名しなければなりません。
妊娠28週~34週以内の方は、署名の他、医師の同意書が必要です。
妊娠35週目以降の搭乗はできません。
エアアジア
https://www.airasia.com/jp/ja/at-the-airport/special-guests.page

その他、各航空会社にも手続き必要な場合がありますので、お問い合わせください。

妊娠すると様々な面で、妊娠中なんだからという考え方と妊娠中でもという思いとで葛藤しますよね。

制限しすぎると辛さばかりのマタニティライフになってしまいますし、ストレスが募ります。

かといって

普段通りにレジャープランを立てますと体調不良などに結びついてしまいますので、お出かけの際には下調べや準備はもちろん、客観的に判断して計画するとよいでしょう。

でも当日になると、普段通りに動きたくなるんですよね(笑)

個人的には、しっかりした旦那さんや同伴者さんがいらっしゃればTDLなどで気分転換を図り、楽しむことがあってもいいのではないかなと思います。

くれぐれも'無理なく'ゆったりと楽しんできてくださいね。

-妊娠

Copyright© 双子女子とこそだて , 2024 AllRights Reserved.